2019-06-18 第198回国会 衆議院 本会議 第30号
そもそも、予算委員会の開会拒否は、政府・与党が追及されたくない問題を覆い隠し、内閣支持率を下げさせないためでしょう。しかし、内閣へのチェックは国会の重要な役割です。しかも、長期政権となった安倍内閣へのチェック機能は、より強化されなければなりません。 そんたく疑惑は、森友、加計問題を始め、勤労統計の不正調査問題、そして下関北九州道路問題と、次々と発覚をしています。
そもそも、予算委員会の開会拒否は、政府・与党が追及されたくない問題を覆い隠し、内閣支持率を下げさせないためでしょう。しかし、内閣へのチェックは国会の重要な役割です。しかも、長期政権となった安倍内閣へのチェック機能は、より強化されなければなりません。 そんたく疑惑は、森友、加計問題を始め、勤労統計の不正調査問題、そして下関北九州道路問題と、次々と発覚をしています。
重要議案の成立を阻止するためには、依然として委員会の開会拒否や議事引き延ばしの動議戦術が行なわれ、また採決の場における牛歩戦術はいまだにあとを断っておりません。一方、実力行使によって議事や採決が妨害され、他方、これらに対抗して審議の早期打ち切りや強行採決が行なおれている国会の姿は、決して国民の負託にこたえるゆえんではあり得ません。