1969-04-15 第61回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
○渥美政府委員 御承知のとおり自閉症あるいは自閉様症状の子供につきましても、やはり相当重度の方、重症の方と軽い方といらっしゃると思います。またそういった子供さんの治療法の中には、集団的な治療方法というものも非常に有力だというふうに聞いております。したがいまして、いま御質問の中でも、軽い方につきましては、学校等におきまして集団的な療法などによって訓練できる方もいらっしゃるかとも思います。
○渥美政府委員 御承知のとおり自閉症あるいは自閉様症状の子供につきましても、やはり相当重度の方、重症の方と軽い方といらっしゃると思います。またそういった子供さんの治療法の中には、集団的な治療方法というものも非常に有力だというふうに聞いております。したがいまして、いま御質問の中でも、軽い方につきましては、学校等におきまして集団的な療法などによって訓練できる方もいらっしゃるかとも思います。
○渥美政府委員 自閉症あるいは自閉様症状とも称されるわけでございますが、純粋の精神病の範疇に属するものもありますし、あるいは一種の精神病質というふうなことで自閉様症状というような呼び方もあるわけでございますが、自閉症の子供たちにつきまして、その実態を調査したことはございません。
ある都会におきまして一部調べてみたという報告がありますが、これにつきましても、ほんとうにそれが自閉症であったのか、あるいは自閉様症状の子供であったのかはっきりしておりませんので、数の把握については目下のところ行なわれておりませんし、また、先ほど申し上げましたように、この自閉症に関して取り組んでいらっしゃる医者なり研究者なり、あるいは心理学者等も非常に限られておりますので、なかなか実態の把握が困難であるという
○渥美政府委員 いわゆる自閉症あるいは自閉様症状の子供の問題は、実は、諸外国におきましても、またわが国におきましても、比較的最近取り上げられた問題でございます。一般的に申し上げますと、自閉症あるいは自閉様症状につきましては精神神経科の領域であろう、かようにいわれておるわけでございます。