1983-05-24 第98回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
○有吉参考人 閉山収支は、閉山の加給金とか、そういったものは清水沢とか平和における実績をそのまま一般の退職金に加算をいたしまして、閉山のときにそういう費用がかかりますので、これを終掘までに負担をする、そういうものを残さない、こういうことで計算をしたのが八百八十八億でございます。
○有吉参考人 閉山収支は、閉山の加給金とか、そういったものは清水沢とか平和における実績をそのまま一般の退職金に加算をいたしまして、閉山のときにそういう費用がかかりますので、これを終掘までに負担をする、そういうものを残さない、こういうことで計算をしたのが八百八十八億でございます。
○岡田(利)委員 協会の答申は、現行制度を一応フルに活用するという前提において組まれて、閉山収支を含み八百八十八億円の赤字だ、こういう答申の内容だと思うわけです。そうしますと、現行制度の新鉱開発資金を導入した場合の収支は一体どうなるのか、またこの場合閉山収支はどの程度見込んだのか、承りたいと思います。
閉山収支では約二百億の赤字であることば間違いがありません。だが、基本的な北炭社のこの夕張の問題は、開発が二年長くかかったということ、常に計画が未達成であったということ、そして災害が起きたということ、これらが主要因でありますけれども、閉山収支の問題については他のいかなる炭鉱とも違った要因を持っているということは、かねがね私が指摘した点であります。
したがって、閉山収支のこの負債も夕張社に引き継がれた、大体こう判断されることが妥当ではないか、こう私は分析をいたしておるわけです。したがって、このことはまず、いままでの石炭政策の中で特に原料炭重点の政策を第四次、第五次まで組んだわけでありますから、他の大手会社には類例のない大型閉山が行われたという点はやはり注目をしておく必要があるという意味で御質問を申し上げたわけであります。
この四山のトータルした生産規模、そしてまた従業員のトータルした数、それから閉山収支について、この四つの閉山に当たってどういう結果になっておるか、この機会に承っておきたいと思います。
したがって、この四山の炭鉱の位置する地点から判断しまして、あるいはまた、今日の夕張炭鉱の資産内容を検討してみますと、結局閉山収支の百二十六億程度は北炭夕張社に引き継がれた、こう理解されることが当然ではないかと思うのですが、そのとおりでよろしいですか。