2003-03-20 第156回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
ここに関しまして建議が出ておりまして、その内容は二点ございまして、簡単に申し上げますと、一つが無閉塞運転時の安全性の向上、もう一つが衝突時の車両の安全性向上と、この二点でございます。
ここに関しまして建議が出ておりまして、その内容は二点ございまして、簡単に申し上げますと、一つが無閉塞運転時の安全性の向上、もう一つが衝突時の車両の安全性向上と、この二点でございます。
今、無閉塞運転をして、一回止まった。だけれども、徐々に、一分間停車をして行き出した。途中で、今回の場合は補助信号で、その前の同じような事故があったのは、前の信号を見間違えてというか勘違いをして、そして大きな事故が起こっている。これは平成九年の八月、JR東海において同じような事故が起こっていると思います。
○政府参考人(石川裕己君) JR東海の事故の後に、実は運輸省としても、全国の鉄道事業者に対して、先ほどのような毎時十五キロメートルの速度を大幅に超えて七十五キロのスピードで加速させた、あるいは前方の確認を怠るというふうなミスを防止する観点から、無閉塞運転の取扱いに関する規定の遵守及び厳正な取扱いを再徹底するように指導したわけでございますが、それに加えまして、実は同じ年の平成九年に、運輸省でJR各社の
行っておりますそういうことを、調査中だということを前提にお答えをさせていただきたいと思いますけれども、今、先生御指摘の平成九年八月十二日、JR東海で東海道線の中で無閉塞運転の取扱いの誤りによる先行列車への追突事故というのが先生御指摘の事故だろうと思います。
○石川政府参考人 先ほども申し上げましたように、無閉塞運転の問題について、その年の十月に行われました鉄道保安連絡会議というところでテーマとして議論をいたしました。それで、その後、JR各社、それぞれのみずからの路線の実態、それからどうやったらそれが実施できるか等々について検討が行われたわけでございます。
この事故は、普通電車がイノシシと衝突して停車していたところを、後続の快速電車の運転士が、赤信号で停止した後、徐行運転を開始、これは無閉塞運転と言われているものだそうですけれども、前方に注意しながら時速十五キロで走行しなければならないのに、普通電車の前方の信号を中継する信号ですね、これを快速電車の進めの信号と間違って、加速して追突したというように言われております。
それで、今御指摘の平成九年八月のJR東海の事故、これは今回のJR九州と同様の事故と言えるものではないかという御指摘がございましたが、これは東海道線の沼津—片浜駅間での無閉塞運転の取り扱いの誤り、これによる先行列車への追突ということだろうと認識してございます。