1981-03-02 第94回国会 参議院 決算委員会 第3号
朝日土地興業の丹沢社長は、その後、武州鉄道事件、虎の門公園跡地事件等ずいぶん出ましたが、小佐野賢二氏によって買収されて、同社は経営が行き詰まって失脚しました。朝日土地興業は三井不動産により解体されたが、丹沢社長は同社が解体される直前、資金繰りのために所有しているオリエンタル社の株をすべて小佐野賢二氏に売却したと。
朝日土地興業の丹沢社長は、その後、武州鉄道事件、虎の門公園跡地事件等ずいぶん出ましたが、小佐野賢二氏によって買収されて、同社は経営が行き詰まって失脚しました。朝日土地興業は三井不動産により解体されたが、丹沢社長は同社が解体される直前、資金繰りのために所有しているオリエンタル社の株をすべて小佐野賢二氏に売却したと。
最後に、第四点として、大平大蔵大臣は田中金脈問題の追及を守秘義務というものを盾に一切の資料提出を拒み、田中前総理を擁護し、また虎の門公園跡地払い下げ事件など、国有財産払い下げにまつわる疑惑を何一つ解明しようとせず、その職責を果たさなかった。 以上、四点の理由によりまして、大平大蔵大臣問責決議案を本会議に上程すべきである、こういうふうに考えるものでございます。
第三は、昭和四十年以来、本院決算委員会において、国有財産の管理処分問題が大きく取り上げられてまいりましたが、ここに、そのおもなるものをあげてみますならば、旧虎の門公園跡地の件、碑文谷マンションに関する件、旧陸軍経理学校跡地の件、飼料会館に関する件、多摩川河川敷に関する件、手賀沼公用水面埋め立て地に関する件、伊豆山所在国有林貸し付けの件、那須所在国有林交換の件、高槻市及び西宮所在国有林交換の件などであります