1969-03-17 第61回国会 衆議院 決算委員会 第6号
四十三年度までに投じました金が長野発電所二百六十一億円、湯上発電所六十七億九千万円、年度別に申しますと、三十八年度十五億九千九百万円、三十九年度二十八億三千四百万円、四十年度五十八億一千九百万円、四十一年度五十八億三千七百万円、四十二年度七十六億六千五百万円、四十三年度二十三億六千万円。
四十三年度までに投じました金が長野発電所二百六十一億円、湯上発電所六十七億九千万円、年度別に申しますと、三十八年度十五億九千九百万円、三十九年度二十八億三千四百万円、四十年度五十八億一千九百万円、四十一年度五十八億三千七百万円、四十二年度七十六億六千五百万円、四十三年度二十三億六千万円。
全体として、いまあなたの申しました長野発電所、湯上発電所、そこで発電いたしました電力は、いま御説明がありましたように、北陸電力にも売っておれば、中部電力にも売っておる。いわゆる広域運営をやっておるわけでございまして、そのコストは、その建設に要した建設費をカバーするだけのコストで売っておるわけでございまするので、別に何もふしぎはないと私ども考えるのでございます。
長野発電所は方式はダム式でございます。また揚水併用でございます。湯上のほうはダム水路式でございます。それから最大出力は長野が二十二万キロワット、湯上が五万四千キロワットでございます。ダムの高きでございますが、長野が百二十八メートル、湯上が四十四・五メートルでございます。
場合によると、深夜等に常時発電の火力の余剰電気を利用して、水を揚げておいてピーク時にこれを落として発電するという揚水発電さえ可能であり、電発の長野発電所がこの揚水発電を行なって、北陸電力のピーク時を補完しようとしているのであります。
長野発電所の新設工事は、御承知のとおり、大型のロックフィル・ダムと、大容量の地下発電所を有する大規模の工事でございまして、このような工事の施工能力を備えておると認められます業者は、わが国における一流業者に限られます。また、一流業者の中にありましても、ある程度限定された範囲のものだと考えなければならぬと思います。それでまず一般原則といたしまして次の条件をあげました。
しかし、入札に付した経過、昭和三十九年九月三日に役員会において、長野発電所土木工事に対して第一工区ダム請負人の指名を五社と設定した。すなわちこういうような指名に付して、いまあなたの言われた、第一工区は鹿島と第二工区は佐藤工業に決定した、このいきさつをもっと詳しく説明していただきたい。
この開発計画の中心になるのは、長野発電所であり、ここにはロックヒル・ダムをつくり、揚水式にして夜間は水を上流のダムに逆流させ、それをまた昼間のピーク時に発電するという仕組みで、そのため最大出力二十二万キロワットになることになっています。