1995-04-12 第132回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
基本的な料金というふうに決められておりますけれども、その基本的な料金であっても競争状態にある長距離通話料であるとかあるいは専用線、フレームリレー、Fネット、こういうものも届け出制にすべきだというように思うわけでございます。その点、大臣の見解をお聞きしておきたいと思います。――大臣に求めておるのです。
基本的な料金というふうに決められておりますけれども、その基本的な料金であっても競争状態にある長距離通話料であるとかあるいは専用線、フレームリレー、Fネット、こういうものも届け出制にすべきだというように思うわけでございます。その点、大臣の見解をお聞きしておきたいと思います。――大臣に求めておるのです。
変わるとするならば、むしろ単位料金制度の方を先にやって、その上に立って長距離通話料がいかにあるべきかということを公正な競争に持ち込むべきではないか。順序が逆ではないかという気がするのですが、そこだけひとつ答えてください。
それから、ちょっと今の御質問の御趣旨とは違いますけれども、郵政省からも来ておりますし、速記録に私が残しておくこともいいことだろうと思いますので、むだなこと、余分なことを申し上げるようで恐縮ですけれどもちょっとお聞きを願いたいのは、そういう理想的な姿に到達するにはまだ時間がかかりますから、その前段階の問題として、まず長距離通話料というものをもっとうんと安くしてくれないだろうか。
アメリカの例によりますと、まずアメリカは、千五百以上の電話会社がそれぞれあるということと、長距離通話料からそれぞれの地域の地域電話会社に補助をしていたわけでございます。一度長距離通話の料金を払って、その長距離会社からそれぞれの会社に払い戻しをしているという形の分収をしていたわけでございます。
電電公社のようなところでも、大きな利益を上げれば長距離通話料を下げるとか、そういうこともやっておるじゃないか、こういうことからの御意見でなかろうかと思いますが、実は昭和五十三年にも電力会社で非常に大きな利益が出ました、ガス会社でも利益が出まして、これをどうすべきかということについて随分議論がございました。
長距離通話料の引き下げの計画ができているようでございますが、これはぜひやっていただきたい。と同時に、市内通話料十円三分を十円二分にするという計画があるやに聞いておりますが、この件についてはいかがでございますか。
そこへもってきて長距離電話の夜間割引の拡大、あるいはまた、さらに今度新しく出されようとしておりますが、例の公衆法の改正による長距離通話料のこれまた値下げ、こういったような問題を考え、さらには例の行管が唯一の電電公社に余裕ありと見た根拠である収支差額の問題です。この収支差額がどういうことになっていくのか。
現行料金制度が、大都市への人口集中や交通機関の発達によって、生活権や経済圏の拡大に対応せず、また、長距離通話料と近距離通話料の格差は、もはや完全ネットワーク完成に近い現在、その根拠を失っているにもかかわらず、かつまた、これらの問題が昭和四十六年の改正において逓信委員会の附帯決議で早急な是正が求められた経緯も忘れ、放置されていることは、きわめて不遜と言うべきであります。
○田所政府委員 公社から出てまいりました改定案につきましては、全体的に検討を加えたわけでございますが、御承知のように昨年末、まず改定というものをやるかやらないかといわば総論的な問題が非常に論議の焦点になりまして、結局これは見送りという総論の結論が出ましたために各論のいろいろな項目はございました、御承知のように電報料金を上げるとか度数料を上げるとか長距離通話料を下げるとか、それからいまお話の定額通話料
あるいは電話等の長距離通話料については漸進的にこれを安くする、こういうような提案もあるわけであります。私は、これができるのならば、私どもは私どもの立場に立って、改造論というのは評価していいんではないかと、こういうふうに思います。