2016-05-12 第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
そこでは、日本はオーストラリアに対して「そうりゅう」型の潜水艦を更に進化させたものを提供したいと考えている、オーストラリアは日本における最も優れたデザイン及び装備の全てを受けることができることを保証される、日本はその技術の一〇〇%を移転する、そこには長距離航行を可能にする先進的なリチウムイオン電池も含まれると述べておられます。
そこでは、日本はオーストラリアに対して「そうりゅう」型の潜水艦を更に進化させたものを提供したいと考えている、オーストラリアは日本における最も優れたデザイン及び装備の全てを受けることができることを保証される、日本はその技術の一〇〇%を移転する、そこには長距離航行を可能にする先進的なリチウムイオン電池も含まれると述べておられます。
実施主体である海上保安庁が保有する船舶は、長距離航行能力がない、だからソマリア沖の海賊対処においても海上自衛隊の艦船が任務に当たるしかないということでしたから、今回も海上保安庁の船の活動範囲はおのずと限定されるであろうと思います。また、警察活動とはいえ、貨物検査という強制力を伴った活動である以上、活動領域は限定的であると思いますが、いかがでしょうか。
いまお話のように、これは沖繩と十勝とそれから小笠原の硫黄島、南鳥島、こういうところにあるわけですから、これがもう西太平洋におけるB52、それからポラリス潜水艦あるいはICBM、こういうものの長距離航行誘導装置であるということは、これはもうはっきりしているじゃないですか。こういう点から考えれば私は非常にこれは重大だと思う。 総理はよく核抑止力ということを言っています。
今度の事故につきましても、海上保安庁としましては航空機、特に長距離航行可能な航空機を一台も持っておりませんというように非常な弱体でございます。船につきましても、遠洋の漁業活動をやるにたえる船というものはきわめて少ない、また性能も非常に劣っておる、ということを率直に認めざるを得ないわけでございます。