1956-02-10 第24回国会 衆議院 予算委員会 第7号
そこで国内の教育家なり民間の長老耆宿にお集まり願いまして、その根本に一つ検討を加えてもらいたい、こういうことでございます。
そこで国内の教育家なり民間の長老耆宿にお集まり願いまして、その根本に一つ検討を加えてもらいたい、こういうことでございます。
それゆえに、国内の長老耆宿を煩わして教育制度審議会を作る以上は、この根本に一つ触れてみたい。これを作るときの記事を読みましたが、教育勅語にかわるものだと言っておるのです。それゆえに、各種の徳目もこれで書く必要があったのであります。ちょうど占領最中でございます。しかも占領の前期でございます。その当時の委員の方も国家のことは考えられなかったのじゃあるまいと思います。りっぱな人が委員になられた。
委員は有力なる政治家、学界の長老耆宿、また民間の有力者といったようなものに依頼したい考えであります。人数等はいまだ明確にきめておりません。
しかしながらメンバーとしちゃ学界の長老、耆宿はむろんのこと、政界の方々、実業界の方々、各方面の公平な方々に入ってもらうことは予想されております。こういうことがこの内閣の考えておりまするところの一つでございます。 それからして教科書の問題です。これは自由民主党の組成分の一つである元の日本民主党では相当程度調査いたしたのでありまするが、最後に結論が大かた出ておるところで解散合併しました。