1999-02-24 第145回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
藩校で学んだ四経とか論語を暗唱してごらんとか、いろいろの長男教育をした。次の膳が、おじいちゃんおばあちゃんとか次男坊、娘さんとかいう二番膳があって、三番膳が使用人のお膳があった。こういう士族というかエリート教育、家庭が息子、娘をしつけるんだというのがありました。 アメリカの場合でも、西部劇がありますよね。
藩校で学んだ四経とか論語を暗唱してごらんとか、いろいろの長男教育をした。次の膳が、おじいちゃんおばあちゃんとか次男坊、娘さんとかいう二番膳があって、三番膳が使用人のお膳があった。こういう士族というかエリート教育、家庭が息子、娘をしつけるんだというのがありました。 アメリカの場合でも、西部劇がありますよね。
私は、長男教育をどうしたらいいか、こういう問題を中心にしてお伺いをするわけです。長男と申しましても、長男ばかりが農業をやるわけではございませんけれども、農村に残って農業経営を実際にやる者の教育は、私は非常にうとんじられていると、こういうふうに考えております。次男、三男は外に出ますので、いろいろな教育をされる。
この際、農村にとどまる者は、長男とは限りませんが、長男教育について、農林省も文部省も真剣に考うべきときに到達していると思うのであります。在来の方法では問題にならぬと思うので、いかなる方法、いかなる手段によって、長男教育をし、農業経営の優秀なにない手にするか、農林、文部の両相から抱負並びに所見を伺いたいのであります。