1962-08-24 第41回国会 衆議院 文教委員会 第3号
文部省は長欠児童対策として福祉教員制度について検討している。これは教壇に立たないで家庭を訪問し、こうした非行の子供たちの世話をする先生、アメリカでは好成績をあげている。日本でも各地でやっている。こういうことがあるのですが、そういうことをやっておられるかどうかということです。
文部省は長欠児童対策として福祉教員制度について検討している。これは教壇に立たないで家庭を訪問し、こうした非行の子供たちの世話をする先生、アメリカでは好成績をあげている。日本でも各地でやっている。こういうことがあるのですが、そういうことをやっておられるかどうかということです。
いただきました資料によりましても、北海道釧路市における協議会では、人身売買対策、青少年犯罪防止対策、岩手県の鳥海村では、青少年団体指導者の育成、不良化防止対策、宮城県の登米町では、長欠児童対策、子ども会の育成、これはその行政と関係ない。――たくさんあります。こういう協議会が、これは中央協議会、内閣にあるところの青少年問題協議会の任務と同じ任務を規正されている地方協議会の活動です。
たとえば東京都のごときは、不就学長欠児童対策というものを東京都の青少年協議会では取り上げております。それぞれ独自の運動をやるように、その地方の実情に合うようにやるようにという指導をいたしておりますけれども、ただいま先生のおっしやるようなことがあるのは、はなはだ遺憾でございます。