2015-06-02 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
第二に、派遣労働者の利用は、その受け入れる企業にとっては外部人材の活用ということでございますので、その企業に属する長期雇用労働者にとってはその職場を脅かす側面もあります。そうしたことから、派遣法は、制定当初から、常用雇用代替防止という基本原則を持ってまいりました。 第三に、派遣労働者の保護はどうあるべきかという点でございます。
第二に、派遣労働者の利用は、その受け入れる企業にとっては外部人材の活用ということでございますので、その企業に属する長期雇用労働者にとってはその職場を脅かす側面もあります。そうしたことから、派遣法は、制定当初から、常用雇用代替防止という基本原則を持ってまいりました。 第三に、派遣労働者の保護はどうあるべきかという点でございます。
現実の経済は、これは日本経団連のアンケート調査ですが、今後も長期雇用労働者を中心とすると答えた方は三〇%の企業で、長期雇用中心だが、パート、派遣等の比率を拡大すると答えたのが五二%、長期雇用は中核業務のみとするが一五%となっており、非正規雇用をふやす方向が七割近くを占めています。
でもよく見てみると、これが適用になるのは若年労働者が恩恵をこうむるだけで、ほとんどの長期雇用労働者ははなから関係ない法案ですよね。