2003-07-16 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号
こういう大事な時期に、政府が大量に国債発行して、結果として長期金利が上昇し、民間の長期資金需要がクラウディングアウトされてしまうというような状況も大変懸念されるわけであります。 そういった意味で、今後、国の資金調達のあり方につきまして、やはり多様性を求めていく必要があるんではないかな。
こういう大事な時期に、政府が大量に国債発行して、結果として長期金利が上昇し、民間の長期資金需要がクラウディングアウトされてしまうというような状況も大変懸念されるわけであります。 そういった意味で、今後、国の資金調達のあり方につきまして、やはり多様性を求めていく必要があるんではないかな。
六月の二十一日に私どもの信用金庫大会がございましたので、そういう席上でペイオフについて考え直ししていただきたいということを言うことは、言うなれば私どもの業界の弱点を示すようなことにもなりかねませんし、いかがかと思ったわけでありますが、ああいう形で資金シフトが起こっていますと、もう私どもとしては、貸し出し原資がなくなるんじゃないか、特に定期性が要求払いにシフトするということは、中小企業が望んでいる長期資金需要
それから、長期資金の調達手段である金融債を保有することによりまして、資金調達と運用のいわば期間ミスマッチと申しますか、それを回避しながら企業の長期資金需要にこたえることができるという点も考えまして、金融債を発行できることにいたし、その期間を当分の間という文字で表現をしておるわけでございます。
したがいまして、そうしたものを補足する意味で、外部からの資金を調達することによって中小企業並びに零細企業の方々の長期資金需要にこたえていきたいというようなことで、信用債券発行をお願い申し上げたわけでございます。
○山口参考人 御承知のように、私ども信用金庫の使命といたしまして、お客様からの長期資金需要というものが非常に多いわけでございます。
○国務大臣(竹下登君) 元来、長期金利は、長期資金需要等を勘案しまして関係者の間で自主的に決定されるべきものでございます。が、結果として、いま国債の金利を中心としていわゆる長期金利体系ができ上がっておることは事実でございます。
その考え方でございますけれども、調査会の答申で挙げております点が幾つかございますが、その主要な点は、現在長期金融に対する特殊な需要というものは従来にも増して今後も高まっていくのではないか、こういう考え方でございまして、特に産業構造の転換あるいは資源、社会開発等大規模プロジェクトに関連した貸し出しというようなものが新たな分野として長期資金需要の大きな割合を占めるに至っておる。
それから、今度は運用面の問題でございますけれども、いまおっしゃいましたような大企業の長期資金需要は、さっき申し上げましたように間接金融から直接金融と申しますか、資金調達が非常に多様化いたしまして、社債を出しあるいは外債を出し、そして自己資本比率を充実していかれるという傾向にございますが、グローバルと申しますか、全般的に資金需要を見渡しますと、今後も企業あるいはプロジェクトに対して安定した資金が必要なのじゃないか
一過性の原因につきましては、ほとんどそれが除去されたと考えておりますので、長期的に今後この消化対策をどうするかということを主眼に考えるわけでございますけれども、長期的に脅えます場合に、なぜ国債の市況が悪化したかということは、何と申しましても、やはり市場の大きさに対して余りにも国債の発行量が多過ぎるという負担感の問題と、それから、金利の底打ち感からくる長期資金需要が減りまして、それが皆短期の方へ選好して
私どもといたしましては、あくまで中小企業の長期資金需要にこたえる体制を早急にはかる必要から、安定した長期資金を供給する貸し付け制度の資金源として考えるのであります。換言いたしますと、体制整備の一環として中小企業に対する融資体制を充実することに主眼を置いておるのであります。業界としてこれまで再三にわたりこれが要望を続けてまいりましたのも、このような基本的な考え方によるものであります。
その二つは、代理貸付制度を活用することによる、各地の中小企業の長期資金需要の充足である。」こう御指摘になっているのですが、これはきょうここでいまいただきました公述要旨の中に触れられておる、財政資金による金融債の購入というものがあって初めてこういう金融債を通ずる財政資金の産業資金への転化が可能になるということなのか、それがなくてもこれは可能なのか、そこがちょっとはっきりいたしません。
貸出しの面においても設備資金需要の減退、これはもう紡績のごときは、設備をつくり過ぎたような関係がありますので、もうほとんど設備のための長期資金需要というものは、その面においては減退しております。それから融資に対するいろいろな規則があります。