2021-03-30 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
消費者団体の方の中には、科学的なことは文系の私には分からないので、審議会に出ても確信を持って発言できないから遠慮するという謙虚な方もいて、しかし一方、GM食品などは長期摂取、人体への影響というのは分からないということであります。それは非科学的でも無知なのでもなくて、それが正しいのにかかわらず、大丈夫と断言する人の方が重宝されて委員になっていくと。
消費者団体の方の中には、科学的なことは文系の私には分からないので、審議会に出ても確信を持って発言できないから遠慮するという謙虚な方もいて、しかし一方、GM食品などは長期摂取、人体への影響というのは分からないということであります。それは非科学的でも無知なのでもなくて、それが正しいのにかかわらず、大丈夫と断言する人の方が重宝されて委員になっていくと。
今、長期摂取の影響を調べなくてもよいというふうに厚生省は断言をしているんですけれども、ということは、人間に対する今モルモット実験が進んでいると言えると思いますが、いかがですか。
先ほど御指摘のありました長期摂取による健康への影響につきましても、この委員会で基準を策定すべきか否かについてあわせて検討をいたしているところでございます。
例えば長期摂取による慢性毒性の問題とか、抗生物質耐性マーカー遺伝子による耐性菌がふえるのではないかというような問題とか、あるいはアレルギー誘発性の問題だとか、あるいはさっきのパブリックアクセプタンスの問題とか、こういうような研究調査を広く進めていきたいというふうに考えているところでございます。
遺伝子組換え食品の安全性につきましては、慢性毒性など長期摂取による人体への影響についての継続的な安全性評価システムの必要性、たんぱく質の消化検査において病人や幼児など個人の感受性に対応した検査の必要性、食品の安全性については国が保証することの重要性、安全性と安心感の相違及び国民の安心感を高める必要性、遺伝子組換え食品の学校給食での不使用等でありました。
私もこの年齢になって私自身はともかく、これから長期間継続して口にしていくであろう子供や孫たちに対して、まだ長期摂取の与える影響について動物実験さえも行われていない半人工的な食品をあえて食べさせたいとは思っていないんです。 そこで、遺伝子組みかえ食品についての表示についてお伺いしたいと思います。
ニッケル・クロム合金の慢性毒性試験を実施し、微量長期摂取の安全性を確認 しなければならないというのが先生の結論なんです。しかも、 ニッケル・クロム合金のみならず、歯科材料は前臨床試験により安全性が保証されたものについて、小規模の臨床試験を行い、既存の歯科材料と比較し優れた材料を選別し、一般臨床に使用することが、医の倫理からして必要であろう。
しかし、毒性は濃度の関数であるばかりでなく時間の関数であり、ニッケル・クロム合金の慢性毒性試験を実施し、微量長期摂取の安全性を確認した上で結論を導くべきである。 ニッケル・クロム合金のみならず、歯科材料は前臨床試験により安全性が保証されたものについて、小規模の臨床試験を行い、既存の歯科材料と比較し優れた材料を選別し、一般臨床に使用することが、医の倫理からして必要であろう。
しかし、毒性は濃度の関数であるばかりでなく時間の関数であり、ニッケル・クロム合金の慢性毒性試験を実施し、微量長期摂取の安全性を確認した上で結論を導くべきである。 ニッケル・クロム合金のみならず、歯科材料は前臨床試験により安全性が保証されたものについて、小規模の臨床試験を行い、既存の歯科材料と比較し優れた材料を選別し、一般臨床に使用することが、医の倫理からして必要であろう。
当時の専門家会議の御意見といたしましては、水俣病そのものがメチル水銀に汚染された魚介類を長期間にわたり食べ続けた結果、水銀の蓄積量が一定量に達して発病したものである、したがいまして、微量のメチル水銀を長期摂取し続けましても、一定限度以内であれば発症例に達しないという観点からの暫定規制値を決めた、こういうことでございまして、蓄積がないということではなくて、一定レベル以下に抑えるために一定濃度以上の魚介類
最初に、水銀の規制値の問題でございますが、先生御承知のように、昭和四十八年に第三水俣病騒ぎを契機につくったわけでございますが、水俣病等水銀による中毒というのはメチル水銀の長期摂取による健康障害ということで、当時の魚介類の水銀に関する専門家会議におきましては、個々の魚介類を排除するということでなくて、週間のメチル水銀の許容限度を〇・一七ミリグラムと決めて、要するに長期に継続して高濃度の水銀の含まれる魚介類
「しかし、毒性は濃度の関数であるばかりでなく時間の関数であり、ニッケル・クロム合金の慢性毒性試験を実施し、微量長期摂取の安全性を確認した上で結論を導くべきである。ニッケル・クロム合金のみならず、歯科材料は前臨床試験により安全性が保証されたものについて、小規模の臨床試験を行い、既存の歯科材料と比較し優れた材料を選別し、一般臨床に使用することが、医の倫理からして必要であろう。
今回熊本大学の研究班で指摘されました問題の中で、基本的にはこの微量長期摂取というのが人体にどのように影響するか、特に従来通説として考えられておりました人体中の水銀の半減期が七十日前後と思われておりましたのが、腎・肝とは違って脳中では二百三十日というような、かなり長い半減期があるという点が指摘されておりまして、それらとの関連から、従来の考え方では、微量でもってむちゃに摂食しなければまずはだいじょうぶであろうと
その長期摂取の人体に及ぼす影響、こういうようなものに対しても、まだ学術的にも明らかにされておらない、こういうような状態があります。したがって、不知火海の調査を全般的に行なって、先ほどの質問のように、住民の不安を除去することがいまや科学的調査に基づいてこそ、これが実現できるのでありまして、長官、ここは急ぐべきである、こういうように思いますが、この点についての御意見を伺わしてもらいます。