2017-04-11 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第10号 その後の我が国の経済、物価は大きく好転しておりまして、実体経済面では、御指摘のとおり、失業率が直近の二月には二・八%まで低下するなど、ほぼ完全雇用の状態となっておりまして、需給ギャップは長期平均水準であるゼロ%近傍で推移するというところまで改善しております。また、物価面では、物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなっているというふうに考えております。 黒田東彦