1977-11-18 第82回国会 衆議院 外務委員会 第8号
したがって、日ソの間におきましてもしばしば専門家会議を催しまして、問題の所在、今後の解決方法等を打ち合わせてきたわけでございまして、今回も二十一日からモスクワで開かれます長期協定交渉に際しましては、操業のあり方、取り締まり等の問題点等につきましても十分時間をとって打ち合わせをする予定にいたしております。
したがって、日ソの間におきましてもしばしば専門家会議を催しまして、問題の所在、今後の解決方法等を打ち合わせてきたわけでございまして、今回も二十一日からモスクワで開かれます長期協定交渉に際しましては、操業のあり方、取り締まり等の問題点等につきましても十分時間をとって打ち合わせをする予定にいたしております。
私どもも、先ほど申し上げましたとおり、この二十一日から開かれます日ソ間の長期協定交渉におきましては、来年のクォータそれから規制問題、海域の問題等が話し合われるわけでございますので、そのような北転船の船主方の希望等を十分腹に入れまして、できるだけ希望が達成できるように努力したいと思っております。
○玉沢委員 続きまして、先般モスクワで開かれました日ソ漁業長期協定交渉において、日ソ、ソ日両協定とも一年延長するということになったわけでございますが、この点に関しまして来年度のわが国に対する漁獲割り当ての見通しにつきまして御質問をいたします。
○中川(嘉)委員 日ソ両国は、世界の二大遠洋漁業国であって、日ソ漁業長期協定交渉は、いわば二百海里時代の世界の海洋秩序のあり方にも重要な影響を及ぼすものである、こういうふうに思いますが、十一月十日から第二次交渉に入ると伝えられてきたところの、この交渉に臨む日本の基本的な態度について明確にしていただきたいと思います。
○北修二君 ちょうど時間になりましたので、韓国漁船の操業の問題、あるいはいま大臣非常に御努力をいただいておる日ソ漁業長期協定交渉についてでございますが、私、時間がちょうどちょっきりになりましたので、この点についてはもう内容を申し上げなくてもおわかりと思いますが、ぜひ最善の努力を払って漁民を守っていただきたい、あるいは日本の漁業を死守する、こういう点で御努力を御要望申し上げて、私の質問を終えたいと思います
なお、ソ連側に対しまして、違反事犯として調書をとられた、罰金をとられた、その際の調書を、必ず違反を問われた漁船の責任者に写しを交付してもらいたい、こういうことを今回長期協定交渉で参りましたところの松浦海洋漁業部長に命じまして、ソ連側と話し合いをさせたわけでございます。
このことは、今回モスクワの長期協定交渉に参りました松浦海洋漁業部長からソ側に対して強くわが方の立場、わが方の要請を伝えまして、善処方を求めておるところでございます。
そこで、先般モスクワにおきまして、長期協定交渉に参りましたところの松浦海洋漁業部長がその点をソ連側に強く求めまして、その点についてはソ連側も十分末端の取締係官に徹底をするようにする、こういうことで向こう側の改善をすることになったわけでございます。
すでに開始された日ソ漁業長期協定交渉に当たり、政府は領土問題を避けて通るのではなく、千島列島、歯舞、色丹島に対して明確に領有権を主張すべきであります。その上で、周辺水域の線引きを相互に保留し、共同管理水域として入り会い操業ができるようにする必要があると思うが、どうか。
また、日ソ関係について、とりわけ日ソ、ソ日漁業長期協定交渉については、政府演説できわめて抽象的にしか触れておりません。同時に、日ソ平和条約交渉に取り組む福田内閣の姿勢は、ソ連の基本的姿勢である、領土問題は解決済みの壁に阻まれたままであると国民の目に映っております。どのようにその進展を図ろうとされるのか、これらについて政府の確信ある所信を明らかにされたいのであります。