1987-05-15 第108回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
ここに新聞を持ってまいりましたけれども、四月九日の日経では「長期債利回り最低の三・八%」というのが相当大きく出ておるのです。ところが五月十三日になりますと、「八十九回債 利回り二・六%割れ寸前」ということで、近々一カ月ほどの間にそれぐらい低下しておるという状況であります。
ここに新聞を持ってまいりましたけれども、四月九日の日経では「長期債利回り最低の三・八%」というのが相当大きく出ておるのです。ところが五月十三日になりますと、「八十九回債 利回り二・六%割れ寸前」ということで、近々一カ月ほどの間にそれぐらい低下しておるという状況であります。
さらには補正予算編成に伴って公定歩合の一層の引き下げがもしも行われるようなときが来たとしますならば、長期債利回りの低下を引き起こしまして、地方債需要が減退いたします。さらにはまた、資金運用部の手持ち国債、恐らく現在八兆円ほどであろうかと思われますが、それがもし売却されるようなことにでもなりますと、これもまた地方債に対する圧迫要因となるわけであります。