2021-05-07 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
後から分かりましたというのは、要するに、事前に原子力規制委員会の、更田さんが傘下とするチームの方々がチェックをし、現場にも行って、いろいろチェックをしたにもかかわらず、実はさびが、長期停止している間、水、化学薬品を入れて、腐食防止のためにpH調整して入れてあったり、また、若しくは気化とか、N2、窒素を入れて保管してあると思いますけれども、その間にそのさびがぱこっと剥がれて傷つけるなんてことは想定していなかった
後から分かりましたというのは、要するに、事前に原子力規制委員会の、更田さんが傘下とするチームの方々がチェックをし、現場にも行って、いろいろチェックをしたにもかかわらず、実はさびが、長期停止している間、水、化学薬品を入れて、腐食防止のためにpH調整して入れてあったり、また、若しくは気化とか、N2、窒素を入れて保管してあると思いますけれども、その間にそのさびがぱこっと剥がれて傷つけるなんてことは想定していなかった
全国にある多くの原子力プラントで停止期間が長期化している中、産業界からなどは、長期停止の間は中性子も照射されず、設備の劣化は進まないとして、運転制限期間のカウントから除外すべきとの議論が出ていると伺っているところであります。安全性を確保した上で、多くの安全対策を行った原子力発電所をしっかりと長期に活用していくことは大変重要な課題ではないかと考えるところであります。
また、事業者から要望があった長期停止期間中における設備の劣化については、個別の施設ごとに機器等の種類に応じて評価する必要があるというふうに考えております。
一方で、事業者が長期停止期間を運転期間から除外してくれと要望しているが、長期停止という過去のことを評価をして将来の運転期間に定量的に変更を加えるというやり方は技術的に難しくて、個別の施設ごとに評価するものであると。まあ、そんなようなことをおっしゃられたのかなと、このように私なりに理解をいたすものであります。
○国務大臣(井上信治君) 我が国の電力供給を支えてきた原子力立地地域においては、地域経済の持続的な発展につながる地域振興策や、長期停止、廃炉等による地域経済への影響の緩和、防災体制の充実など、様々な課題を抱えているものと承知しています。こうした課題に真摯に向き合い、解決を図ることが政府の方針です。
令和二年七月二十九日に、規制委員会は、運転期間延長認可の審査と長期停止期間中の発電用原子炉施設の経年劣化との関係に関する見解というものを発表されました。これは、いわゆる今の炉規制法で運転期間が四十年とされていることについての規制委員会の考え方を示されたわけでございます。
というのは、保管している間に配管等々も点検や保全のためにあけることがありますので、そういったときに、何といいますか、シャワーキャップみたいなものをかぶせたりして事業者は努力はするわけですけれども、やはり長い期間停止している間に異物混入の可能性は高まりますので、高経年化との関連ではなくて、長期停止との関連でこの異物対策というのは注視する必要があるだろうというふうに考えております。
○斉木委員 二〇一〇年、一一年から長期停止をしている、九年ぶり、十年ぶりの再稼働の議論ですので、当然、玄海原発のトラブルがありましたけれども、やはりこういったことは考えていかなければいけないと思います。
これまで、原発立地地域の御協力なくして日本の原子力エネルギー政策は成り立たなかったこと、そして、立地地域が日本の電力供給を支えてきたことを政府としてしっかりと肝に銘じつつ、政府としては、エネルギー基本計画にもありますとおり、地域経済の持続的な発展につながる地域資源の開発などの地域振興策や、長期停止、廃炉などによる地域経済への影響の緩和など、立地地域の課題に真摯に向き合い、その課題解決を図ることとさせていただいております
その中で、長期停止期間中に考慮が必要な経年劣化事象、製造中止品等への事業者側の対応、それから、旧式化した設計技術への対応に係る基本的な考え方などにつきまして、ATENAの取組について説明を受けたところでございます。これらを踏まえまして、第三回の会合でございますが、五月二十二日にテレビ会議により開催する予定といたしております。
ですから、長期停止期間を四十年に含めるか含めるべきでない、そういった議論が今までもあったというように思います。私は、アメリカのように何度も運転延長ができる仕組みであれば、停止期間を含めるか含めないかという議論もないというように思いますし、これは自動車の車検と同じような考え方なんだろうというように思います。安全が担保されるものは動かしていいよというような議論があるんだろうと思います。
ちなみに、本年一月二十九日にこのATENAとの技術的意見交換会を設置をいたしまして、この中で、運転をすることによって劣化が進むもの、言いかえると、運転をしなければ進まないもの、それから運転をしなくても進むもの、例えばコンクリートですとかケーブルの絶縁劣化等は運転なしでも進みますので、こういった技術的な観点に関して、長期停止期間中に考慮が必要な経年劣化事象や長期停止を踏まえた保全計画の基本的な考え方等
この意見交換会の中で、長期停止期間中に考慮が必要な経年劣化事象とともに、長期停止を踏まえた特別な保全計画の基本的考え方などについて、実務者レベルで技術的な議論を行うこととしております。議論は今後数回行って、五月をめどに報告書を取りまとめて、原子力規制委員会において報告を受けたいというふうに考えております。
津島先生御指摘のように、原子力施設の長期停止、あるいは稼働や竣工のおくれ、あるいは廃炉といった環境変化のもと、原子力立地地域の皆様には大きな負担をおかけしてございます。 こうした中で、立地地域への影響を極力緩和するため、できる限り地域の実情に応じた対応を図りたいと取り組んでいるところでございます。
五月十六日に取りまとめられました新たなエネルギー基本計画の今素案でありますけれども、その素案の中では、立地地域支援を行うに当たっては、地域経済の持続的な発展につながるような地域資源の開発、観光客の誘致といった地域振興策、あるいは長期停止、再稼働、運転延長、廃炉の影響の緩和、そして避難道路の整備、防災活動資機材の整備といった防災体制の充実など、地域ごとに抱える課題の具体例を新たに提示をして、こうした課題
率直に申し上げて、長期停止後の再稼働に関する基準ですとかといったものがあるわけではございません。 しかしながら、審査の間での議論において私どもが心配をしておりましたのは、一次系ですとか安全上重要な機器が七年間といった期間で大きく劣化するとは考えにくいところがありますが、何よりも、そこで働いておられる方が七年間にわたって、温かい、熱いプラントを知らない状態が続く。
日本の場合には、三・一一、二〇一一年以降、本年までおよそ七年近くが経過しておりますけれども、その間、長期停止していたものを動かすということはやはり予想し得ないトラブルも起こるのではないかというのが国民の間には不安としてあります。こうしたものにどうお応えしていくおつもりでしょうか。
具体的に、先ほど申し上げた更なる安全性の向上につきましては、例えば電力事業者のみならずメーカーその他の関係企業も参画した形で、規制を超えた自主的な安全性向上の取組が重要であるということで、それに関する体制の構築、さらには、防災対応の取組の強化という観点から、実動部隊、例えば自衛隊等々の関係者との連携を更に強化するための地域における連携体制の強化、さらには、原発が長期停止する中で疲弊する立地地域もある
また、我が国は、福島事故後、原発が長期停止する中で、燃料調達費が増加しております。昨年夏には関西電力が高浜原発の再稼働に伴いまして四%を上回る値下げを行っておりますけれども、今後、安全性を最優先に、また地元の理解を得ながら再稼働が進んでいけば電気料金の抑制に資する、このように考えてございます。
その上で、原発の長期停止や長期建設停止に伴いまして、立地地域にさまざまな影響が生じていることにつきましては、自治体との我々のやりとりの中でも日々実感をさせていただいているところでございます。しっかり地元の皆様の声に耳を傾けて対応してまいりたいと考えてございます。 これからの対応でございますけれども、立地自治体の実態に即したきめ細やかな取組を進めることが重要だと考えてございます。
本事業、エネルギー構造高度化・転換理解促進事業につきましては、廃炉ですとか長期停止など原発をめぐる環境変化によりまして影響を受ける地域に対して、再生可能エネルギーの導入促進などのエネルギー構造の高度化、多様化を促すための事業でございます。
この原因自体につきましては、必ずしも長期停止後の再稼働というのが原因かどうかということははっきりをいたしませんけれども、先ほど申し上げましたとおり、やはり長期間停止していたプラントについては慎重に起動の操作をすることが必要ということで、トラブルが起こらないということで対応するのではなく、むしろ何が起こるか分からないというようなことを想定をして、その都度安全性への影響をしっかりと見極めて適切に対応していくということが
また、「もんじゅ」のマネジメントの在り方については、「もんじゅ」の在り方検討会において、原子力やマネジメント、品質保証等の様々な分野の専門的な視点から検討いただき、拙速な保全プログラムの導入や脆弱な保全実施体制、長期停止の影響や人材育成の問題などの課題を抽出し、客観的な検証、総括をいただいたところです。
この報告書の中で、原子力機構のマネジメントの問題につきましては、特に主な課題としまして、拙速な保全プログラムの導入や脆弱な保全実施体制、長期停止の影響や人材育成の課題、情報力や統率力の課題、東京電力福島第一原子力発電所事故を経ての社会的要請の変化への適応力不足などの点について指摘がなされているところでございます。
その中で出てきている課題としましては、拙速な保全プログラムの導入や脆弱な保全実施体制、長期停止の影響や人材育成の課題、情報力や統率力の課題、東京電力福島第一原子力発電所事故を経ての社会的要請の変化への適応力不足などの点について指摘がなされているところでございます。
大震災以降この五年間、原子力発電所の長期停止が続く中でも我が国の電力供給をしっかりと支えて、また、福島事故を教訓に原子力の安全向上に寝食忘れて不断の努力を重ねてきたのは、これは現場第一線で働く一人一人の労働者であります。これまでも、これからも、この電力の現場で働く、原子力現場で働く労働している方、この人たちが電力の安定供給を守り、原子力安全を守っていく、これは現場の労働者以外にはないんです。