1976-02-28 第77回国会 衆議院 予算委員会 第19号
昭和三十八年四月ごろ、町井久之氏は、八王子の長房所在の土地約三十三万平方メートル、約十万坪を地元民から約五億円で買い受け、翌三十九年十月ごろ、これを興亜建設株式会社に六億円で売ったことにして、同社から日本通運株式会社と日綿実業株式会社に各七億五千万円で売却したが、日綿実業は、このうち三億五千万円を小佐野から融資を仰ぎ、国際興業と共有にしたものである、なお、この売買の仲介を児玉譽士夫が行っているということに
昭和三十八年四月ごろ、町井久之氏は、八王子の長房所在の土地約三十三万平方メートル、約十万坪を地元民から約五億円で買い受け、翌三十九年十月ごろ、これを興亜建設株式会社に六億円で売ったことにして、同社から日本通運株式会社と日綿実業株式会社に各七億五千万円で売却したが、日綿実業は、このうち三億五千万円を小佐野から融資を仰ぎ、国際興業と共有にしたものである、なお、この売買の仲介を児玉譽士夫が行っているということに
これは八王子——チョウボウと言うんですか、ナガフサと言うんですか、八王子長房所在の土地売買問題ということですね。これは検察官の冒頭陳述にも出てくるのですが、検察官の冒頭陳述にはどういうふうに出てきますか。そこに児玉譽士夫という人がまた出てまいりますか。
○松本(善)委員 この日通関係の事件は、全部捜査終了したというふうに発表されたわけでありますが、いわゆる田中彰治事件の際の検察官の冒頭陳述によりますと、昭和三十八年の四月ごろから町井久之は八王子市内長房所在の土地約十万坪を地元民から約五億円で買い受け、三十九年十月ごろ興亜建設に六億円で売ったこととして、同社から日通と日綿実業に各七億五千万円で売却したという趣旨のことが記載をされております。
町井一之は、昭和三十九年十月ごろ、地元民から約五億円で買い受けた八王子市長房所在の約十万坪の土地を六億円で買い受けた興亜建設株式会社を経て日通と日綿実業のおのおのに約七億五千万円で売却し、日綿実業は購入資金の一部として小佐野賢治から約三億五千万円の融資を受け、その分の土地を同人に引き渡した云々、こういう趣旨の冒頭陳述が行なわれておりますが、国税庁はこういう事実を知っておりますかどうか。