1969-05-08 第61回国会 参議院 運輸委員会 第18号
○上田哲君 二十七年の三月三十一日に、極東軍司令部運輸局長のミラー大佐と長崎国鉄総裁の間で――立ち会い人は津田、高井両理事、兼松調査役が一緒に来ておりますが、日本国有鉄道とアメリカ合衆国との間の価格基本協定が締結された。これは十一カ条でございますが、これは御存じですね。
○上田哲君 二十七年の三月三十一日に、極東軍司令部運輸局長のミラー大佐と長崎国鉄総裁の間で――立ち会い人は津田、高井両理事、兼松調査役が一緒に来ておりますが、日本国有鉄道とアメリカ合衆国との間の価格基本協定が締結された。これは十一カ条でございますが、これは御存じですね。
○青野委員長 それでは委員諸君にはちょっと相済みませんが、委員長から重大問題で関連しておりますので、權田監督局長、小倉副総裁それから上村第五局長にそれぞれ御答弁願いたいのは、私は運輸委員会に四年おりましたが、そのときに、長崎国鉄総裁当時でしたが、なぜガード下のまた貸しを整理しないのか、おそらく全国を通じて一年間ボスのふところに入ってくる金は十億を下らぬと推定するがと言うたときに、長崎総裁は生命の危険
前の長崎国鉄総裁は、レーダーがあるのに不思議だと繰り返し言われておりましたが、その考え方がそもそも間違いであります。レーダーを持っておりさえすれば、めくらでも走れるというような考えがあったからこそ、こうした惨事が起ったのであります。すなわちレーダーを持っていたからこそ衝突事件が起きたのだといわざるを得ない案件であると私は考えます。
また長崎国鉄総裁もその責任を痛感せられまして辞表を提出され、政府もこれを受理することに決定したとのことでありますが、この事件は、単に責任者がおやめになったから、その罪が許されるという性質のものではございません。
次に、責任の問題でございますが、長崎国鉄総裁は、今回の事故に責任を感じて辞表を提出いたしました。本日の閣議にこれを受理し、発令をいたしたのであります。なお、総裁以外におきましても、現地、中央にわたり、すみやかに責任の所在を明確にするの処置をとり、この不幸なる事件を教訓として、一段と綱紀の高揚をはかるとともに、国民に対する責任を果したいと考えておる次第であることを申し述べて御報告といたします。
なお社会党からもいろいろ申されておること等についても、私どもとしてはさらに考えたいこともございますので、本日は結論においては椎熊君の主張と同じでございますが、長崎国鉄総裁の罷免を要求するの決議案の取扱いについては、これの決定を留保されて、休憩のまま本会議は散会ということにされたいと思います。
○中村委員長 それでは申し上げますが、八百板正君外二名提出にかかる長崎国鉄総裁の罷免を要求するの決議案、こういう決議案が先刻出ました。その取扱いについて、本会議前に理事会を開きましていろいろ決議案の取扱いについて御相談を願いました。
さらに、今回の事件に対する責任の問題でございますが、長崎国鉄総裁は責任を感じて辞表を出されました。私といたしましては、経営委員会の同意を得て、長崎国鉄総裁にはやめてもらうことにいたしたいと思います。なお、その他の人々に対しては、事実の調査に基いて、現地中央にわたり、すみやかに責任の所在を明確にするの処置をとりたいと思います。
○青野委員 これは三木運輸大臣と長崎国鉄総裁にお尋ねいたしますが、私が先ほど御質問いたしました内容についての重大な問題が御答弁になっておりませんので、明確にしておいてもらいたいと思います。もちろんこれは航路の変更とか、それぞれ第三宇高丸とか紫雲丸の船長の判断力にもよりましょうし、天候の関係にもよりましょうが、将来やはり大きな問題を投げかけております。
その発言の模様によつてはもう一ぺん御質問するかわかりませんが、これは長崎国鉄総裁からひとつ態度を表明してもらいたいと思います。
○青野委員 私は質問ではございませんが、石井運輸大臣は、目の中に入れても痛くない一人のむすこを今度の洞爺丸で遭難させた、長崎国鉄総裁は、自分のかわいい一人娘を死なせた、そういうような親の立場、いかに苦しいか、いかに悲しいか、そういう気持でこの問題を最後まで私は扱つてもらいたい。遺族はおそらくあきらめられないのじやないか。
そこで私は責任が明らかになるという結果論ですが、当日の明けの日ですか、前の委員会、二十七日の日に長崎国鉄総裁から海難審判所の結果を待つて我々としても態度をきめたい、こういうお話があつたように伺つております。そこであなたの、国鉄の責任があるかないかの結論というのは、海難審判所の結果の出た上での御意見か、それとも別個の何かこれの結論を出すような国鉄で調査をなさつているのか、それを伺つておきます。
これに対しまして長崎国鉄総裁は、いかような信念を持つてこの事態に当面対処するか、また将来いかなる責任を自覚しようとしているのか、それを最後に承つておきたいと思うのであります。
第一は、長崎国鉄総裁の決心であります。あなたは現在国鉄の乗客が全部合せて年間三十四億三千万人に上つておるうちで、電車の乗客が年間十九億五千万人で、そのうち東京地区が十五億人を占める。つまり国鉄全部の乗客の四割三分が実は東京地区の電車乗客であることを、文字通り肝に銘じて、改善に努力をする態度を持つていますか。
常磐線乗入れ工事は、長崎国鉄総裁がみずから決裁して工事責任者を命下し、実行せしめた工事ですか。それとも私のところに伝わつているごとく、長崎国鉄総裁をつんぼさじきに置いて、一部の反抗不逞分子がどんどん進めたやみ工事ですか。そのどちらですか、これをお尋ねしておきます。
私はこれから二、三そういう関連の問題について御質問を重ねて行きたいと思いまするので、石井運輸大臣と長崎国鉄総裁、おのおのこもごもこれらの最近の運輸省関係あるいは国鉄関係の疑獄、世間の疑惑に対して、どういう心境でおられるかということをあらためてここでお伺いをいたしたいのであります。
○長委員 先ほど長崎国鉄総裁にもいろいろ御質問をいたしましたが、明快なる答弁を聞くことができないで、全体としてははなはだ残念であると思いますが、長崎国鉄総裁の直接あるいは間接の監督下にある。先ほど申しましたいろいろな外郭団体が次から次に疑獄の火の一手を上げて行く。
○正木委員 これは大臣がおりませんから、政務次官と長崎国鉄総裁に御注意を申し上げて、そしてあなた方の御決意を一応聞いておかなければならぬと思うのですが、やはりこの契約書に大きな不備があるのです。まず第一にこの契約を通じて見て非常に感じられることは、相手方の日本交通公社に対する、要するに監督権、従つて経理内容の監査権というものが非常にこれではぼやけておるわけです。