1994-12-01 第131回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
長崎大学はまさに爆心にありまして、教職員、学生の大半が亡くなられましたが、被爆直後の自分自身、同僚あるいは付近の住民に関する長崎医科大学の教官による医学的な報告は、被爆の悲惨な現状、未知の医学的な症状に対する不安、恐怖などを含んだ急性放射能障害の医学的な報告として世界で最も貴重な報告でございます。
長崎大学はまさに爆心にありまして、教職員、学生の大半が亡くなられましたが、被爆直後の自分自身、同僚あるいは付近の住民に関する長崎医科大学の教官による医学的な報告は、被爆の悲惨な現状、未知の医学的な症状に対する不安、恐怖などを含んだ急性放射能障害の医学的な報告として世界で最も貴重な報告でございます。
昭和十年、大学を卒業されたあなたは、長崎医科大学等で研さんを積まれた後、請われて郷里五島の村立診療所長として赴任されました。あなたは、毎日十キロの道のりを往診するなど、労をいとわず日夜尽くされましたので、島民はだれもが、「若くて親切なお医者さん」と敬慕してやまなかったのであります。これこそ、あなたの誠実で温かなお人柄を如実に物語るものと申せましょう。
○齊藤説明員 去る予算分科会で先生から御指摘がございました旧長崎医科大学の被爆看護婦等の調査の件でございますが、先生から御指摘を受けまして早速大学当局に要請をいたしました。
○齊藤説明員 旧長崎医科大学の事務につきましては長崎大学が継承しておるわけでございます。したがいまして、その当時職員として勤務していた、在職していた者の確定というのは長崎大学自体がやらなければならない課題だと思います。そういう意味で大学当局を督励をいたしたいと思います。
それから文部省では、旧長崎医科大学原爆被爆学生遺族特別支出金、それからもう一つ、旧長崎医科大学付属病院助産婦看護婦養成所原爆被爆生徒遺族特別支出金、こういった形で出ております。それから消防庁のは防空従事死傷警防団員遺族特別支出金、こんな形で十余りも出ているのですよ。
なるほど、わが国で長崎県というのは有数な水産県でありますから、この水産学部というのも結構でございましょうし、また医学部は旧制の長崎医科大学が主体に引き継がれたものであると。しかも、原爆の被災という不幸な事態に遭遇した事実がありますから、なおのことこの医学部もユニークな存在だと思います。
さんにつきましては、ただいま先生のお示しのような写真、あるいはそのほか肝臓機能検査とか、そういった検査である程度わかるのでございますが、やはりこういった特異な物質でございまして、非常に線量の低い、そして長期間暴露した人のものでございまして非常に微量蓄積したものをさらに精密に検査するためにはホール・ボディー・カウンターというような特殊な機械を必要といたしまして、現在わが国では科学技術庁の放医研と長崎医科大学
私は、当時長崎医科大学の一年生でございまして、つまり被爆者でございます。学友のほとんど多数、三分の二以上を失いました。身近にその惨状、被爆症の惨状を見てまいったものでございます。
○齋藤国務大臣 警防団員の問題、医療従事者の問題、長崎医科大学の学生の問題、ほんとうに長いこと主張を続けられ、社会労働委員会において御審議をいただいてまいったわけでございまして、私どももその中で、援護の取り扱い方はあくまでも公平であるべきである、こういう基本的な原則に立って、今日までその審議を尊重し、努力をいたしてまいったわけでございますが、幸いに、先ほど警防団員と医療従事者につきましては結論的なお
しかし、旧長崎医科大学にしても、広島にしてもそうですが、やはり原爆によってなくなられた大学の学生、こういうような人たちも、実際を言えば、動員学徒と全く内容は変わらないのですね。
○齋藤国務大臣 私は、率直な気持ちから申しますと、長崎医科大学の学生並びに看護婦養成所の生徒でございますか、私は、援護法の適用によって、何とか救ってあげたい、こういう気持ちを持っております。しかし、それも現実的な法律の中で解決するとなりますと、多少そこに問題があるわけでございます。すなわち防空法の中に、医療関係従事者としまして、医師、薬剤師というふうにはっきり明示しておった関係もあります。
(第三〇 三六号) ○戦傷病者等の妻に対する特別給付金の不均衡是 正に関する請願(第三〇三七号) ○戦没者等の妻に対する特別給付金の不均衡是正 に関する請願(第三〇三八号) ○戦傷病者特別援護法の改正に関する請願(第三 〇三九号) ○戦傷病者戦没者遺族等援護法の特例制定に関す る請願(第三二一五号) ○労働者災害補償保険法等の改正に関する請願 (第三二三六号)(第四一四六号) ○旧長崎医科大学原爆死亡学生
○戦争犯罪裁判関係者に対する見舞金給付に関す る請願(第一七九六号)(第一九三九号)(第 二二八三号)(第二二八四号)(第二三二七 号)(第二四一〇号)(第二五五六号)(第二 六七二号)(第二六七三号)(第二九七一号) (第二九七二号)(第三五一一号)(第三五五 一号) ○医療労働者の大幅増員及び夜勤制限並びに医療 内容の改善に関する請願(第一九八七号)(第 三七九五号) ○旧長崎医科大学原爆犠牲学徒
それから第三点は、旧長崎医科大学の原爆犠牲者学徒の遺族に対する援護の状況について伺っておきたいと思うわけでありますが、旧長崎医大の原爆犠牲学徒が靖国神社に合祀されているのは一体どのような基準によって行なわれておるのか。
号) 一七九 複式学級の解消等に関する請願(田村良 平君紹介)(第一一七四号) 一八〇 同(仮谷忠男君外一名紹介)(第一一九 六号)一八一 義務教育における毛筆習字必修に関する 請願(加藤清二君紹介)(第一一八八 号) 一八二 同(大坪保雄君紹介)(第一二四六号) 一八三 学校教育法の改悪反対等に関する請願( 神近市子君紹介)(第一一八九号) 一八四 旧長崎医科大学原爆犠牲学徒
○実本政府委員 五十一回通常国会におきます防空従事者こ関します附帯決議のうち、原爆被曝地におきまして死亡いたしました長崎医科大学の学生の問題につきましては、これは四十二年度におきまして、文部省から行政措置としてその遺族に特別給付金を支給するというふうな措置がすでに行なわれておりますが、原爆被爆地以外の一般の防空従事者一般の問題といたしましていま先生がお尋ねなのだろうと思いますが、この件につきましては
菅野和 太郎君紹介)(第一一六一号) 同(神門至馬夫君紹介)(第一二四八号) 複式学級の解消等に関する請願(田村良平君紹 介)(第一一七四号) 同(仮谷忠男君外一名紹介)(第一一九六号) 義務教育における毛筆習字必修に関する請願( 加藤清二君紹介)(第一一八八号) 同(大坪保雄君紹介)(第一二四六号) 学校教育法の改悪反対等に関する請願(神近市 子君紹介)(第一一八九号) 旧長崎医科大学原爆犠牲学徒
その風土病的なものに限られておりましたものを、長崎医科大学としましてはその研究の範囲を拡大して、東南アジアを対象とし、その熱帯病というものを研究していくというふうに、発展的に名称を変え、また研究内容を変えたものであると思いますし、日本といたしまして、大学といたしましての研究対象としてはきわめて妥当なものである、私はこう考えておるのでございます。
○杉江政府委員 長崎医科大学におきまする被爆した四百数十名の学生については、何とかこれを救済するという立場で救済できないか、こういうことで文部省としても多年事情も調査し、また厚生省にもお願してまいりました。
○小川政府委員 若干の不良品があったという事実はあったようでございまして、長崎医科大学の医療チームが持参したものの中に若干の不良品が出ております。これは団長からの報告によりまして、直ちに取りかえが行なわれております。 それから検査につきましては、先ほど申し上げました各種の品種につきましては、各業種の輸出検査の協会がございまして、これがやっております。
昭和二十年八月九日午前十一時二分に長崎に原爆が落ちたことは御承知の通りでありますが、当時長崎医科大学並びに医学専門の学生が四百六十七名、この医学部において解剖学の講義その他いろいろな講義を受けておったり、あるいは実習をいたしておったわけであります。不幸にして原爆中心地が長崎大学のすぐそばでありましたために、これらの四百六十七名の学生、生徒諸君はほとんどこのとうとい犠牲になったわけであります。
これは総合大学になる前には、長崎医科大学であつたのでありますが、御承知のごとく、あの原爆によつて長崎が廃墟と化した、当時長崎の浦上というところに、この医科大学の校舎があつつたのでありますが、原子爆弾によつてこれがふつ飛んでしまつたわけであります。そこであの原爆によつて長崎市は十万以上の死者あるいは重傷者が出ましてこれが早急に治療を施し、あるいは看護治療の必要に迫られたわけであります。
○鍛冶良作君 永井隆君表彰の件につきましては、本年四月二十一日に、当時の委員小川半次君から、本委員会に対しまして、長崎医科大学教授永井隆君の放射線医学研究者としての真摯な態度、その犠牲者及び科学者としての崇高なる人格は当然表彰すべきものである、なお同君の「こり子を残して」その他の著述は社会教育上大きな貢献をなしたと思うので、以上の点を調査の上表彰されたいという意味の要求が提出されたのでありますが、この