2000-03-22 第147回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
TSL「希望」は、長崎—上海間の国際航路を含む全航程約四千キロを高速航行時には平均時速七十キロを超える速力で安定的に航行し、計画どおり無事実験航海を終了したところであります。
TSL「希望」は、長崎—上海間の国際航路を含む全航程約四千キロを高速航行時には平均時速七十キロを超える速力で安定的に航行し、計画どおり無事実験航海を終了したところであります。
それから、長崎には長崎−上海航路というものがありまして、これの復活というものを、長崎県会、知事さんをはじめ、全県民あげて願っている。それから漁業協定というのは、避難協定も伴っておりまして、これが切れますと、遭難をしたり、たいへんなことが起こるわけです。それを、国交が回復したら、政府間協定として早く実らしていただきたい。
そのルート等につきましてはあるいは昔のように長崎−上海がいいのか、あるいは別のルートがいいのか、こういう問題につきましては今後の検討事項でございまして、いずれにいたしましても新しい非常に良品質の広帯域回線を利用できるように格段の努力をするように、ひとつ中華人民共和国の担当の部局とも連絡をはかっていきたい、このように考えておる次第でございます。
これに関連をして、今度は中国との問題ですが、日本海ケーブルの増設、昔は長崎−上海間に電信回線があったはずでありますが、中国との国交回復なりそういう面から見て、東シナ海ケーブルの新設というようなことはKDDとしては全然考えていないのか、こういう点を私はお聞きいたしたいと思うのであります。
最初の、ケーブルの建設が考えられるとしたら一体どういうことになるかということにつきましてお答えを申し上げたいと思いますが、ルートをどうするか、あるいはケーブルの容量をどうするか、あるいは陸揚げ地点をどうするか、こういうような問題につきましては、将来いろいろ交渉の事項と相なるわけでございますが、たとえて申しますと、昔、明治四年には長崎-上海間に電信ケーブルがありましたが、たとえばこの間にもし敷くということを
○政府委員(柏木輝彦君) 戦前におきまして、いろいろ日本を起点といたします海底ケーブルは——電信用ケーブルでございますか、それといたしましては、ウラジボストック−長崎、長崎−上海とか、その他南方を結ぶケーブル、あるいは小笠原からグアム島に結ぶケーブル等もあったわけでございますが、その後通信技術がたいへん進歩いたしまして、大体無線で国際通信を疎通するということになりまして、特に戦時中のいろいろの状況におきまして
また、航路につきましては、戦前、長崎−上海間の定期航路があり、一九五二年に上海と天津の港を中国が開放して不定期の航路でいろいろな苦労をして今日に至っておるわけでありますが、この定期空路、定期航路の開設については、中国側からも希望があるやに聞いておるわけでございますが、政府としてどういうふうにお考えになっておるか、ひとつこれは運輸大臣からでけっこうですから、お答えいただきたいと思います。
でございますから、この長崎-上海、その他いろいろなルートにつきましては、もっと――こういう自由主義国だけを守るというふうなことではなくて、政府としてもう少し主体性のある立場をとってもらいたい。しかしきょうは大臣がおりませんからあとに譲ります。 私、ちょっと調べてみたのですが、最近、通信衛星というものができまして、大西洋ではすでに実用に供しておる段階のようです。
あなた方は、あくまで経済というから、経済ならば、どうして長崎-上海はやれないのですか。こういうことを聞いておるのです。この点ははっきりさしてもらいたいのです。向こうから言うてこないからやらないというなら、ジャカルタは言うてきたのですか。インドネシアはどうなんです。バンコクから、ジャカルタ言うてきたんですか、シンガポール経由で。これはこちらから勧誘したのと違うのですか。いかがですか。
○中井委員 それから先ほど森本さんもお尋ねがあったが、これはこういうふうにシナ大陸の東へずっと海の中へ埋めていくわけだが、このごろは海底ケーブルも相当技術的にも進んだでしょうから、採算はかえってこれのほうがとれるのかもしれませんけれども、たとえば香港へ行けばちょっと広東まで寄るとか、それから長崎-上海、どうしてこの計画をなさらないのか。
○楢崎分科員 ごく最近日本と中国の国交正常化の前の段階として、通商代表部の相互間の設置、あるいは新聞記者の交換、あるいは航空機の相互乗り入れということがいわれておりますが、いろいろな政治的な観点も含めまして、現在長崎——上海間の航路はあるのですし、航空機の乗り入れの場合に、上海——福岡間の航路というのは、非常に有望になろうと思うのですが、これらの板付の乗り入れについての将来性について、検討されておりますれば
特に私どもは地元の声として聞くのは、長崎—上海間の航路を再開すべきだという声が、これは両国から起っておるのですが、そういう当面の問題についてどう対処されるおつもりかという点でございます。
○森本委員 そうすると昔あった長崎−上海間、上海−香港間の海底ケーブルは、現在全然使用しておらないわけですね。長崎と上海間については、使用しようと思えばできるという回線の状態にあるわけですか。
○森本委員 そうすると長崎−上海−香港間の海底線は今全然使われておらないということになりますが、この所有権はどこになっておるのですか。
○山岸参考人 お説のごとく長崎−上海、上海−香港間は全然使われておりません。長崎−上海線につきましては、故障の個所が方々にあると聞いておりまして、現実に修理しておりませんから、使おうと思っても直ちに使えない状態であります。
このくらい船長が無線を利用することを知つたればこそ、千何航海十八ノットでもつて、神戸、長崎、上海というような、最も難航路を無事故でやれたのでありますこのことをよくわきまえておられたならば、一種船を二種船に下げるだの、二種乙に下げるだのというような、小さいそろばんではなく、いつそ通信士を三百人も乘せて、船を安全にした方がよい。私はそれだけの自信を持つておる。それで十分に日本の海運経済が成立つ。