1984-03-12 第101回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
最初に、長大隧道を除きまして、中小の隧道工事に従事されてみえる方々がどういう環境のもとで工事に従事しているか、その辺の御認識のところをお聞かせいただきたいと思います。 もっと具体的に申し上げますと、例えばトンネルを請け負った下請、孫請、それから実際に従事しておるというような環境、どのように認識してみえますか。
最初に、長大隧道を除きまして、中小の隧道工事に従事されてみえる方々がどういう環境のもとで工事に従事しているか、その辺の御認識のところをお聞かせいただきたいと思います。 もっと具体的に申し上げますと、例えばトンネルを請け負った下請、孫請、それから実際に従事しておるというような環境、どのように認識してみえますか。
いまお話しの鉄建公団でございますが、私といたしましては鉄建公団はいま現在、御承知のように、上越新幹線あるいは青函隧道、これは世界一の長大隧道と、こういう工事を実はいま実施中でございます。したがいまして、この鉄建公団の統廃合については慎重に対処しなければならない。
○国務大臣(地崎宇三郎君) まあ、非常に微妙な御質問でございますが、せっかく青函隧道ができた以上、背骨である縦貫新幹線というのを、この立場になるまでは私は強く希望をしておったわけでございますが、こういう立場になりますとほかの新幹線の御要望もございますから、一方的な私の意見は申しにくいわけでありますが、しかし、いま申し上げましたように世界一の長大隧道、こういうものを長年の技術と国費をかけてつくり上げてきたわけでありますから
その中で、大変な大きな長大隧道がある。中国の技術ではなかなかむずかしいというような話も聞いておりますので、場合によってはそういう経済援助にもお手伝いしてもいいんではないか。 今後、こういうせっかくの世界一の技術集団を生かすすべはいろいろ私はあるのではないだろうか。
○国務大臣(地崎宇三郎君) 予算委員会その他で御答弁申し上げておりますが、鉄建公団はただいま御指摘のございましたような不正問題等がございましたけれども、現在世界一の長大隧道であるという青函トンネル、あるいは上越新幹線その他CD線、AB線、こういう工事を担当している集団でございます。
しかし、いずれにしてもいま現在鉄建公団はもう世界一の長大隧道と申しますか、青函隧道とかあるいは新幹線工事をやっております。ですから、これが完了する時点において公団の処分と申しますか、あり方というものを検討していきたい、かように思っているわけであります。したがって、そういう方向に向けて今後公団の運営もしていかなければならない、かように考えております。
そしてせんじ詰めていきますと、一つは二キロを超える長大隧道において、追い越し路線と走行路線とあるわけですけれども、どうも追い越しをかけておるのが事故になっておるのではないか、こういう感じもいたします。それからもう一つは、あれだけの隧道、これから一万メートルを超える隧道もできるわけでありますけれども、一定の距離以上のトンネルでは追い越しを禁止するとかそういうような措置も必要ではないか。
○政府委員(東村金之助君) トンネルの中で、たとえば、たとえばというか、保線作業をやっているという場合に、いろいろ御指摘のような問題が提起されているわけですが、国鉄新幹線及び在来線に所在するいわゆる長大隧道の中における粉じん作業については、じん肺法の適用をするということにいたしました。
それに伴いまして新清水隧道のような長大隧道につきまして、いわゆる火災という面から隧道の施設を見直すということをやりまして、一斉点滅装置、トンネルの中に一斉に電灯を点滅する装置を早急に——電灯はございますけれども、それを早急に、点滅できるような設備に変えろということで、全国一斉にできるだけ早くやれという指令を出してやったわけでございまして、そういう早急の間にやったということで、これは申しわけにならないわけでございますけれども
しかも上越新幹線というのは、確かに非常な長大隧道だとか橋梁だとかというようなものが入っておりますから、当然全国的な業者がたくさん入っておる、こういうことになるわけでございます。したがっていまの献金は全国的な仕事をしておる業者の献金であって、いま直ちにいわれるようにこれが上越新幹線と密着しておるかどうか、私はさようには考えておりません。
したがって、この六甲トンネルはちょうど道床からいわゆるコンクリート道床にかわるかわり目のところに当たったわけでございまして、そういう意味では従来の作業をしていただかねばならないということでございまして、今度の長大隧道につきましてはこういうような作業はなくなるというふうに私は信じております。
○政府委員(秋富公正君) ただいま大臣から申しましたように、いろんな面から検討するわけでございますが、これはいわばハード面とソフト面、こういうふうに大きく分けられるわけでございまして、ハード面から申しますと、いわゆる地形、地質の問題が一番大きな問題でございますが、これはその地質の軟度の問題あるいはそこの層の問題ということもございますが、同時に長大隧道が必要かどうか、あるいは長大橋梁というような、こういったような
○政府委員(秋富公正君) 御承知のとおり、上越新幹線におきましては非常に長大隧道がございまして、これは工期の関係でどうしても時間がかかる問題でございますので、現在までそういった長大隧道の工事に主力を注いでおる関係で、こういった状況でございます。
○説明員(磯崎叡君) 国鉄の長大隧道は全国で五キロ以上が十八ヵ所ございます。その中には古い丹那トンネルのようなものもございますが、大部分は新しいものでございます。トンネルの中の防災、これは非常に技術的にもむずかしい問題で、確かに技術者の中ではいろいろ勉強はしておったようでございます。
しかし、それを言っていますと、先生のおっしゃったように、いつのことだかわかりませんので、とりあえず長大隧道についての、マンホールがついてございますので、人が隠れるところがございます。あのマンホールに、とにかく大型の消火器だけを至急置けということはきめたいと思っております。
並びに長大隧道はベッドが砂利ではございません、コンクリートになっておりますので、車内から出ましたあとは砂利の線路よりは避難のしやすい形になっております。
この問題、非常にむずかしい問題でありまして、とにかくいま捜査中でございますし、原因糾明ということに対しては、これは徹底的に原因糾明が行なわれ、万全な体制がとられない限り、これはもう都市における主要な交通網さえもたいへんな影響を受けるという問題でございますし、これからの長大隧道等の、特に高速自動車道路による長大隧道、これは三キロ、四キロというものがあるわけでございます。
それから上越新幹線につきましては、これは国鉄の東北新幹線と時間を同じゅうして仕事にかかっておりまして、長大隧道その他、着々といま工事を進めている段階でございます。それから成田の新幹線につきましては、非常に地元の反対もございまして、仕事が思うようにまだ進んでおりませんが、何とかして地元の御納得を得、両県の知事さんにも御了解を得て仕事を進めていきたいというふうに意欲的に考えておるわけでございます。
工事は、起点を山科に変更する部分については、延長約三キロメートルの長大隧道が一ヵ所できるほかはおおむね容易の見込みであります。終点を沓掛付近に変更する部分については、線路が山腹沿いに建設されるため短いトンネルが若干できますが、工事は比較的容易の見込みであります。 以上がこの法律案の概要であります。 引き続いて、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案の概要について御説明申し上げます。
これらの試掘調査の結果を待ちまして本隧道の施工方法、工事費、工期が明らかになる次第でございますが、青函隧道は全長三十六キロ、そのうち海底部分が二十二キロという画期的な長大隧道でありまして、これを短期間に建設することは、現在のトンネル技術では相当むずかしいことである。したがいまして、今後広く海外にも新しい知識と技術を求めて画期的な新工法を導入しなければならないと考えておるところでございます。
で、来年度以降に引き継がれる工事、すなわち長大隧道とか、そういうものに対しては、四百億の債務負担行為で措置をしていただくということにしたわけであります。それは来年の先食いじゃないかという議論になると思いますけれども、緊急やむを得ざる措置として、そのような特別な措置を認めたわけであります。しかしそれは、三十九年度で新幹線の工事費があくわけであります。
しかし、長大隧道その他四十年度以降にまたがるものにつきましては、債務負担行為が四百億、今年度の追加財投百億によって処理をしていくということにしておるわけであります。四十年度以降はどうなるかということでありますが、六百五十億余に上がる新幹線のワクが来年からあくわけであります。
何に使うのかということになりますと、長大隧道というようなものは債務負担行為で契約ができないと、一万メートルの隧道に対して千メートルずつ契約をするというわけにはいきませんので、ちょうど防衛庁費で軍艦の建造に対して債務負担行為をつけて契約だけを行なうように、そのような方法をとることによって、三十九年度以降に完成する仕事に対しても計画を進められるという要求がありましたので、五百億のうち四百億認めたわけであります
ところが、実際には本機を購入する前に、送風機は請負人持ちということですでに契約が締結されておりまして、本機の必要がなくなったわけでございますので、その後においてこれに次ぐ長大隧道の工事をするような場合には、当然この機械を業者に貸与して工費の節減をはかるという配慮が必要だったと思うのでありますが、その後の長大燧道と認められるような工事でも、これをやはり業者持ちということで処理されておりまして、結局これは
最後に、三三三号の送風機の運用に関するものでございますが、この送風機は、国鉄におきまして東海道幹線の新丹那隧道の掘さく工事の換気用として工事請負人に貸与するために購入したものでございまして、長大隧道の換気という関係から百二十七馬力という高馬力のものでございまして、それも米国製の送風機を約千五百万円で購入しておるのでございますが、新丹那隧道の掘さくにつきましては、もうすでに本品の購入前に送風機は請負人持