2013-04-19 第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
○長坂政府参考人 お答え申し上げます。 先生御指摘のとおり、学校施設は我が国の将来を担う児童生徒等の学習の場であり、また非常災害時には地域の避難所に使われることから、こうした学校の特性を踏まえまして、一般建築物であればIs値〇・六以上を耐震改修の目標にするところを、学校の耐震補強事業では〇・七以上を求めております。
○長坂政府参考人 お答え申し上げます。 先生御指摘のとおり、学校施設は我が国の将来を担う児童生徒等の学習の場であり、また非常災害時には地域の避難所に使われることから、こうした学校の特性を踏まえまして、一般建築物であればIs値〇・六以上を耐震改修の目標にするところを、学校の耐震補強事業では〇・七以上を求めております。
○長坂政府参考人 手短にお答え申し上げます。 大雨につきましては、近年、御指摘のように、その発生頻度あるいは強度に増加の傾向が見られるところでございます。
○長坂政府参考人 お答えを申し上げます。 ただいま委員御指摘のとおり、北陸信越地方を初め日本各地での今冬の記録的な大雪は、北半球中緯度をめぐっております上空の偏西風が十二月以降大きく蛇行する経路を続けており、これに伴いまして、北極域からの強い寒気が我が国付近に繰り返し繰り返し南下してきている、これが直接的な要因でございます。 以上でございます。
○長坂政府参考人 この後、二月に入りましても、今申し上げました北極地方からの寒気の南下というのは続くというふうに考えておりますし、本来、季節的にも最も雪の多いところでございますので、引き続き、それなりの対応等必要と考えております。
○長坂政府参考人 お答え申し上げます。 今回の大雪を異常降雨の一環としてとらえるか、あるいは、さらにはそれにつながります地球温暖化との関係いかに、こういう御質問というふうに拝察いたします。
○長坂政府参考人 お答え申し上げます。 気象庁におきましては、各地の気象台、さらには、今先生から御指摘のありましたアメダス、こういった設置地点におきまして、豪雪地帯を中心としまして、おおむね二十数キロメートル間隔で積雪のかさを常時観測いたしているところでございます。
○長坂政府参考人 先ほどから再三申し上げておりますけれども、これは、それぞれの震度計の設置目的等を踏まえた上で、なおかつお互いに有効利用する、こういう観点から気象庁はきちんと情報を集めてきたのをきちんと提供する、こういう責任は当然努めるべくやっておるところでございます。
○長坂政府参考人 本件につきましては、地方自治体の震度計につきましては、消防庁との連携の仕事でございまして、我々としては、再三申し上げておりますけれども、情報が的確に来るようなことのいろいろな指導等こういうことはする責務はあろうというふうに考えておるだけを申し上げます。 以上でございます。
○長坂政府参考人 したがいまして、我々としては、円滑に情報が出るように、これを受けて処理をする、こういうことに全力を尽くすと同時に、自治体等からの震度情報が迅速かつ的確に来るようないろいろな助言、指導等をしておるところでございます。それをもって気象庁としては所要の責務を果たしておるということでございます。
○長坂政府参考人 お答え申し上げます。 平成十二年八月に大規模な噴火が発生しました三宅島では、ほぼその当初から火山ガスの発生が見られ、その後現在に至るまで、山頂火口から二酸化硫黄を含むガスの放出が続いております。 二酸化硫黄の放出量についての推移を申し上げますと、平成十二年秋以降ゆっくり減少してまいりましたが、平成十五年以降今日に至るまで、ほぼ横ばい傾向が続いているところでございます。
○長坂政府参考人 先ほど、佐藤委員からの御質問の際にも申し上げましたけれども、平成十二年の秋以降ゆっくり減少を続けていました火山ガスの発生量でございますが、十五年以降はおおむね横ばいでございまして、現在も一日当たり二千トンないし五千トンの量の放出が観測されております。それで、このような放出量は当分継続するというふうに考えております。
○長坂政府参考人 各地の気温を決める要素にはいろいろございまして、地球温暖化の問題、あるいは大気自身が変わる、温度の周期的な変化、それから今御議論になっていますヒートアイランド現象、こういったところが複雑に絡み合っておるところでございますが、大都市を除きまして日本の年平均気温は過去百年当たり一・〇度Cの上昇が記録されております。
○長坂政府参考人 これも非常に難しい質問でして、科学的にという御用命でございますが、非常に難しい問題でございまして、まず申し上げなければいけないのは、土砂災害、今御質問の件でございますが、これは非常に複雑なメカニズムで起こる現象でございます。したがいまして、災害の発生時刻、場所を個別具体的に特定を相当前にするというのは非常に難しゅうございます。
○長坂政府参考人 災害をもたらすような気象現象を事前にどの程度予測、通報できるかという御質問と承知いたしますが、これは現象の規模にもよりまして、例えば一日ぐらい前に、あす大雨が何々地方、あるいは東海地方とか、これぐらいの非常に広い範囲で起こるということは、ある程度識別できる状況になっています。
○長坂政府参考人 御質問の趣旨は、土砂災害警戒情報的なものがどのぐらい精度があるかという御質問でございますが、今申し上げましたように、この現象は、市町村単位でもって、過去に比べて非常に土砂災害が起こる可能性が高くなっていると、ポテンシャルを申し上げるところでございまして、この辺の正確さといいますか、につきましては、ケース・バイ・ケースになろうかというふうに考えております。
○長坂政府参考人 お答えを申し上げます。 委員もただいま御指摘ございましたように、昨年に起こりました集中豪雨の数というのはまさに記録的でございます。 あえて数字は繰り返すことはいたしませんが、ちなみに、時間当たり八十ミリの雨量についても数字を申し上げますと、昭和五十一年以降十年刻みで平均をとりますと、毎年十三回、十五回、二十二回と、時代を追って数がふえております。
○長坂政府参考人 気象庁におきます津波警報等の発表の手順についてのお尋ねがございました。 御案内のように、地震により震源付近の海底に隆起や陥没が発生した場合には、これに伴い海面が大きく変動し、それが波となって伝わり、津波となって海岸に到達するおそれがあります。
○長坂政府参考人 お答えを申し上げます。 近年我が国で出現しています異常気象の中には、先ほど申し上げました大雨の発生回数の増加傾向、こういったものに加えまして、気温の全般的な上昇に関係し、熱帯夜の発生日数の増加、あるいは冬日の日数の減少などが挙げられております。
○長坂政府参考人 お答えを申し上げます。 ただいま御指摘のございましたように、昨年、我が国では梅雨前線や台風に伴います大雨が多発し、アメダスで観測をした一時間当たり雨量五十ミリ以上の大雨の発生回数は全国で四百七十回に上っております。これは、アメダスの観測が始まりました昭和五十年以降、最も多い回数でございます。
○長坂政府参考人 お答え申し上げます。 最初に、暖冬傾向かという御質問がございましたが、ことしにつきましては、十二月の上旬から中旬にかけましては、日本各地におきまして気温が平年に比べましてかなり高目に推移をいたしました。
○長坂政府参考人 お答え申し上げます。 とりわけ大雨、大雪についてのお尋ねがございました。 まず、大雨についてでございますが、先生の御指摘の中にもございましたように、今年度、我が国では大雨がたびたび発生し、さらには過去最多数の台風が上陸するなどによりまして、各地で甚大な被害が発生したところでございます。
○長坂政府参考人 お答えを申し上げます。 一般的に申し上げますれば、地震の予知は、残念ながら、現在のところも研究途上の段階のところでございます。
○長坂政府参考人 余震に対する取り組みについての御質問がございました。 先ほども申し上げましたように、一般的に申し上げますと、いわゆる東海地震を除き、地震の予知は研究段階にございまして、地震の後に見られる余震に関してもこのことは例外ではございません。したがいまして、その発生について、時期、規模及び場所を特定する予知は困難なところでございます。
○長坂政府参考人 今御質問のございました東海地震に関します警戒宣言あるいはそれに関する地震予知情報、こういったものを内閣総理大臣に報告いたすという事態は、現在までのところ発生いたしておりません。
○長坂政府参考人 今御質問の趣旨の、非常に集中豪雨的な気象現象等の予測の現時点での技術レベルを一般論的に申し上げますと、事態が発生いたします一日程度前には、おおむね県単位でもってそういった集中豪雨がかなりありそうだ、こういうことをまず申し上げられる技術レベルとお考えいただいてよろしいかと思います。
○長坂政府参考人 まことに技術的にいろいろな問題を含んでいる事案についての御質問でございますが、今申し上げましたように、数時間前、三、四時間前には、そういったことをしているというふうに申し上げております。 なお、先ほど申し上げましたように、若干の数値予報モデルの強化等をいたしておりまして、もう少しこれを前に、五、六時間前に伸ばすことができないかということを現在志向しておるところでございます。
○長坂政府参考人 委員まさに御指摘のとおりでございまして、気象庁におきましては、現業的なところの責任を持っている官庁でございまして、関係省庁、文部科学省等との連携を今まで以上に進めまして、従来も連携しておりますが、委員の御指摘の線に沿うようなことを努力するのは我々の務めと承知しております。
○長坂政府参考人 ただいまお尋ねのございました本年の台風の上陸数、あるいは集中豪雨の頻発ということについてお答えをいたします。 御案内のように、本日現在、今年の台風年間上陸数は十個となっております。これは平年の記録を大幅に上回っております。また、一時間当たり五十ミリを超えますような大雨につきましても、その発生数が、今年は最近の平均の約二倍程度になっております。
○長坂政府参考人 気象庁では、過去三十年間に観測されなかったような態様を観測した場合を異常気象と定義をいたしております。 今も西村委員からもございましたけれども、今回の豪雨では、七月の十三日に、新潟県栃尾市では四百二十一ミリ、三条市で二百八ミリ、長岡市で二百二十五ミリの雨をそれぞれ観測をいたしております。
○長坂政府参考人 豪雨の予測につきましては、ピンポイントでどこに何時ごろ降るということは、極めて現在の技術をもってしても難しいんじゃないかというふうに考えております。 我々としましては、ポテンシャルといいますか、それを日ごろからモニターをして、まず注意を申し上げる。その後、いろいろな推移を見まして大雨警報等を発令しているというのが現状でございます。
○長坂政府参考人 集中豪雨の予測方法についての御質問でございますが、気象庁では、地上におきます観測、気球によります上空の観測、さらには衛星観測等のデータに基づき、スーパーコンピューターを用いた数値予報と呼ばれる予報技術を用いますと同時に、全国に展開いたしておりますアメダス、気象レーダー、これらを活用しまして、さらにきめの細かい集中豪雨の解析、予測等を行っているところでございます。
○長坂政府参考人 ただいま御質問のございました運輸多目的衛星新一号機でございますが、御案内のとおり、気象観測に加えまして航空管制にも使うということで進めているところでございます。 この打ち上げにつきましては、H2Aロケット六号機の昨年の打ち上げの失敗がございまして、現在、原因の究明等を文部科学省及び宇宙開発委員会において進めているところでございます。