2016-05-27 第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
久慈市としては、津波浸水区域内にある久慈湊小学校と長内小学校の二校について、児童の生命、安全を守るため、高台の安全な場所に移転して、地域防災拠点を兼ね備えた公共施設として整備を進めたいとのことです。 しかしながら、どこの被災地でも固定資産税の税収が大きく落ち込んでおり、予算編成も極めてタイトであり、高台移転の費用を負担することは大変厳しいと思われます。
久慈市としては、津波浸水区域内にある久慈湊小学校と長内小学校の二校について、児童の生命、安全を守るため、高台の安全な場所に移転して、地域防災拠点を兼ね備えた公共施設として整備を進めたいとのことです。 しかしながら、どこの被災地でも固定資産税の税収が大きく落ち込んでおり、予算編成も極めてタイトであり、高台移転の費用を負担することは大変厳しいと思われます。
今回の視察で、久慈市では、市長さんの方から、津波浸水区域内にある久慈湊小学校及び長内小学校について、安全、安心な場所に移転改築するとともに、地域防災拠点機能を兼ね備えた公共施設としての整備を進めたいということで御要望もありました。国として、安全、安心確保のためにこの移転を支援すべきというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○高木国務大臣 津波浸水区域内にございます久慈湊小学校及び長内小学校の移転改築につきましては、著しい被害がなく、既に復旧、再開された小学校の移転改築であるため、災害復旧及び東日本大震災復興交付金等での対応は困難ではございますけれども、文科省所管の学校施設環境改善交付金において補助が可能な場合があると認識をいたしております。