1947-10-27 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第24号
だから生産協議會におきまして、生産量の結論が生れたときには、大體その鑛夫一人當り何トン掘らねばならないという生産責任というものがわいてき、それを前提として行われるものであると思います。
だから生産協議會におきまして、生産量の結論が生れたときには、大體その鑛夫一人當り何トン掘らねばならないという生産責任というものがわいてき、それを前提として行われるものであると思います。
炭鑛業のごとき公共的企業を政府は圓滿にやつていけるという社會主義思想を取上げた失敗に英國が今日惱んでいるのだ、炭鑛新聞は最近において英國の現状を評して言うには、イギリスの炭鑛夫は、炭鑛業の國營は勞働條件が改善するのだといつてだまされてきているのだ。
今晩炭鑛夫の勞働者代表者とも會いまするが、私は再び改めてこの考え方を訴える積りでおりますが、この石炭増産對策でこういう精神で行つて尚且つどうしても公益事業に指定しなければ紛爭議がどうも起る危險がある、こういうような現實の問題に當面したときには又改めてその場合に考えて、第八條の二項を、勞働大臣の權限を以てこれをやり得る、いつでもやり得るのでございますから、そうして參りたいと考えております。
硫化鑛がかく重要であるならば、單なる掛声だけでなく、實質的に物心兩方面から從業員を優遇すべきであり、同一坑内作業である關係からいつても、炭鑛夫と同率は待遇せらるべきではないか、地上作業の肥料關係者に準ずる程度に止めるとは政府當局の認識を疑わざるえないと彼等が常に異口同音に唱えるところである。
親が船乘りであるから子も船乘りになつた方が一應はいいと思うのでありますが、親が炭鑛夫であるから子も炭鑛夫になつた方がいいということは、日本のような教育の行われた國において、果して實現できるかということについて疑いがある。これは産業の能率化という點からいたしまして、結構なことだと思いますが、これは研究題目として行きたいと思うのであります。 勞働省の人事については、お説大體において御尤もであります。
○田中利勝君 いろいろ各委員の質問が政策的に非常に多いと聞いておるのでありますが、この基準局で扱う事務の中に、衛生と勞働時間というものがありますが、特に私がお尋ねしたいのは、地下に働く炭鑛勞働者、それから金属鑛山の勞働社、普通鑛夫と言いますが、この地下に働く鑛夫は、御承知と思いますが、今日いかに暑くとも、あすこには半ドンも何にもない、全く地下二千尺に行きますと、褌一本も纏うことができない、持つて行く