1949-04-26 第5回国会 参議院 本会議 第19号
名古屋商工会議所では、鑄物工業を如何にして振興させるかについて過去一ケ年研究を重ねた結果、そのためには鑄物に関する技術と経営の研究、指導、調査を行うと共に、鑄物共同作業場をも兼ねた鑄物公館を設置するのが最も時宜に適したものだという結論になつたのであります。これが設置については、鑄物工業協同組合が主として当るけれども、何分研究試驗機関と共同作業場とを兼ねた大きな機関が考えられております。
名古屋商工会議所では、鑄物工業を如何にして振興させるかについて過去一ケ年研究を重ねた結果、そのためには鑄物に関する技術と経営の研究、指導、調査を行うと共に、鑄物共同作業場をも兼ねた鑄物公館を設置するのが最も時宜に適したものだという結論になつたのであります。これが設置については、鑄物工業協同組合が主として当るけれども、何分研究試驗機関と共同作業場とを兼ねた大きな機関が考えられております。
又、屑鉄統制反対に関する請願は全國鑄物工業会から提出されたものでありまして、鑄物用の屑鉄は集荷が容易でなく、品質形状等の点からして統一價格決定が困難であるため、生産に支障を來たしておるから、統制を撤廃して欲しいという請願でありまして、屑鉄一般についての統制解除は尚問題がありますが、鑄物用の古鉄については統制を撤廃することが妥当であるというふうに認められたのであります。
それでありますから鑄物工業家というものは非常に恐れをなしておる。そうして本当に、無論眞面目に出さなくちやならんが、有らゆる方面から考えまして出たのであります。ところが物價廳の方面でありますか、その出した中から比較的にその技官が、その係官が高いと思うものをオミットしてしまつて、そうしてこれなら自分のいいと思うものの中から更に二五%を削つて七五%を取つて、そうしてそれで決定した。