1954-03-11 第19回国会 参議院 予算委員会 第10号
この氾濫を米国政府は海外に鋒先を転じて解決しようとしているのです。それで海外とは何だというとアジア、日本であります。MSA協定の一環として、五千万ドルの小麦が買付輸入されましたけれども、今度はもつと大量のアメリカ小麦が日本に流れ込むことが予想されるのです。これを農業界では、アメリカ農業恐慌の対日侵略と言つているのであります。そうしてこれを非常に今重視しているわけであります。
この氾濫を米国政府は海外に鋒先を転じて解決しようとしているのです。それで海外とは何だというとアジア、日本であります。MSA協定の一環として、五千万ドルの小麦が買付輸入されましたけれども、今度はもつと大量のアメリカ小麦が日本に流れ込むことが予想されるのです。これを農業界では、アメリカ農業恐慌の対日侵略と言つているのであります。そうしてこれを非常に今重視しているわけであります。
又そのほか知事公選制度廃止に関する吉田首相の構想を伝えた新聞記事が示唆したように、日本の民主主義の重要な制度の一部分を形成する地方自治制度の上にさまざまの角度から破壊の鉄槌を加えようとする企てがすでにその鋒先を現わしておる。
先に平和、安保の両條約は多くの不満の声を浴びて両院を通過し、更に行政協定は、政府の国会の審議権を無視した違憲的な独断により、隷属、不利な内容を以て締結されたのでありますが、今回本法案のごときが制定施行されるに至つたならば、やがて国民はその欲するところの機会均等の国際的関係が経済面に破綻を生ずる態様に直面いたしまして、ごうごうたる批判が吉田内閣に集中され、その失政に対して糾彈の鋒先を向けずにはおかないということを
(拍手)政府は国民の真摯な且つ常識的な反撃に抗し切れずして、一応主食統制撤廃強行論の鋒先を收めはしましたが、自由販売を前提とした本補正予算における財政面の修正につきましては、何らの措置も講じない、頬かむりのまま放置しているのが実情であつて、この点、納得ができないのであります。
それから朝日、毎日、読売その他全国の新聞も、最近の社説で殆んど鋒先を揃えて日本がもう一遍古い日本になるのじやないかという懸念を示しています。で、現に鳩山一郎氏が放送されたときに、もう一遍昔の日本にするという言葉を使われたことが、国民に非常な不安を與えているということもあるのであります。
而も総体の歳出を八千億円台にして、先ほど申上げましたような厖大な終戰関係の経費を出すとすると、勢いそこに鋒先が向うであろうが、この財政の面と金融との調節といいましようか。そこらはどういうふうなお見込か、どんなふうに行くか、そのお見通しと申しましようか、先ず伺いたいと思います。
そこで我々が大蔵省への鋒先を厚生省乃至援護庁の方へ尻を叩きに出かけなければならないと、そういう感じがするのだ、あなたのを受取るとね。もう一度あなたの方からこれは徹底したものかどうか、どういう態度で臨んでいるのか、そこのところをもう少し具体的に聞かして頂きたい。
私たち委員会は或いは新聞を見てみますと、特別委員会が何か鋒先を留守家族の代表の気持をふさぐような、即ちそれらを解散させるような方向にのみ努力しているというようなことを代表者の一人が言つているようでありますが、これは私たちには以てのほかの考え方である。ややもすればそういうように考えられているかも知れん。
○若木勝藏君 この点につきましては、先ほど来人事委員長が予算委員会に申入れをいたしまして、これはその際のお話では、人事委員会に、或いは厚生委員会、郵政、電気、そういうふうな方、山から全く鋒先を揃えて申入れをしておる。
○委員長(伊藤修君) いずれにしたところが、檢察廳に手をつけるとか、檢察廳が搜査するとかいうことになりますと、会社の運営においても支障を來しますから、それに対して少くとも会社の実態というものを了解を得たいということは、あなたのお氣持から分るのですが、それで時間の関係から推しても、最初警察廳の方に盛んに働きかけていらつしやつて、それから三月の、ちようど内命が今度取上げられる頃になるというと、鋒先が檢察廳
國民はこれらの階層にこそ徴税の鋒先を向けることを期待しておるのである。それさえ利行できぬ政府の政治力の弱さでは、たとえ各目的にいかなる立派な新税を拵えても國民の協力を求めることはできないと思います。