1958-03-12 第28回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
従って先ほど申しました五千円札、百円銭貨が出ておるわけであります。つまり既成の事実を作りつりあるのでありますが、私はこういうように一度インフレートした円で体系を作った上でも、このデノミネーションというものはできることだと思う。私はこれをやることがぜひ必要だと考えておるのでありますが、一つ御所見を伺いたい。
従って先ほど申しました五千円札、百円銭貨が出ておるわけであります。つまり既成の事実を作りつりあるのでありますが、私はこういうように一度インフレートした円で体系を作った上でも、このデノミネーションというものはできることだと思う。私はこれをやることがぜひ必要だと考えておるのでありますが、一つ御所見を伺いたい。
そうして又この和同開珎というような銭貨ができて、そうして国は初めて銭貨を持つということになりました。併し年号は、その和銅というただ銅が出たということで改まつたものではないのであります。それは陰を含み陽を吐き、而して万物和同は徳なり。これで同じように和するということは徳であるという意味から改元が行われたろうと思います。