1985-06-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
したがって、政府の買い入れ対象となっておりますところの米穀と同一銘柄の自主流通米の価格差を基本といたしまして、さらに、従来銘柄米制度というのを持っておりましてその奨励金等も出しておりましたが、その銘柄米制度との連続性にも配慮いたしまして一応現在の類間格差というふうなものが設定されておるわけでございます。
したがって、政府の買い入れ対象となっておりますところの米穀と同一銘柄の自主流通米の価格差を基本といたしまして、さらに、従来銘柄米制度というのを持っておりましてその奨励金等も出しておりましたが、その銘柄米制度との連続性にも配慮いたしまして一応現在の類間格差というふうなものが設定されておるわけでございます。
いずれにいたしましても、この問題は、私どもといたしましても、優良銘柄米なりの生産自体をどうこうするというようなつもりは毛頭ございませんし、従来の良質米路線なりあるいは銘柄米制度を一部廃止とか伝えられたことは非常に残念に思いますが、そうしたことは毛頭考えておりません。
私どもとしては、そうした意味でも生産者側の意向も十分反映はされたと思いますし、私ども、その際に、先ほども申し上げましたが、特に現行のこれまでの銘柄米制度あるいは良質米路線なりは、変更するということは研究会も一切考えませんで、そうした形であらわれてまいります供給の条件のもとにおきまして、精米流通のあり方を検討したわけでございます。
本件につきまして、私ども、これは先ほど申しましたように、良質米の路線なり銘柄米制度の廃止とか、そういうような考え方でとらえてなかった。かつ、報告につきましては、できるものから実施するという基本的なことで考えておりまして、あのように伝えられるということにつきましては、私ども大臣にもお伝えしていなかった点でございまして、この点は私ども手違いと存じておりまして、遺憾なことだと存じております。
それから片や銘柄米制度自体でございますけれども、これは先ほど来大分御議論があったわけでございますが、自主流通で流れますもの、それからそれ以外に政府へ売ってまいりますもの、この二本立てになっておるようなものもかなりございまして、実はこれに対する批判も昨年来かなり出ておりますので、それらを総合的に勘案をいたしまして今回の措置をとることにいたした次第でございます。
○下浦説明員 先生の御指摘でございますけれども、現在銘柄米制度がございまして、その中で指定銘柄米とそれから特例銘柄米という二つの銘柄米がございます。
昨年の四月ごろは、政府米に銘柄米制度というのはなかったのですね。ですから、いま標準価格米よりも少し高い価格で売られているそういうお米というのも、標準価格米の中に一部含まれたりしていたわけですね。ですから、そういう点では、当初標準価格米というのはすごく評判よかったのですよ。