1992-03-27 第123回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
具体的に申し上げれば、ハンガリーの自動車製造プロジェクトあるいはチリの銅鉱山開発プロジェクトなどにつきまして、国際金融公社とそれから輸出入銀行が協力をしておるという例がございます。
具体的に申し上げれば、ハンガリーの自動車製造プロジェクトあるいはチリの銅鉱山開発プロジェクトなどにつきまして、国際金融公社とそれから輸出入銀行が協力をしておるという例がございます。
たとえば、石油供給先の大手であるイランの石油化学プロジェクト、サウジアラビアの銅鉱山開発など、日本が協力を約束した大型プロジェクトが、政府ベースと民間ベースとの違いはございますが、なかなか実効が上がらないのはなぜでございますか。その実情と見解を伺いたいのであります。また、これに関連して、ごく最近、河本通産大臣の中近東訪問をめぐって、外務省と通産省の対立が伝えられております。
○岡田(利)委員 先刻私が御質問いたしましたように、日本鉱業の今後の銅鉱山開発について、私の調べた資料では、日本鉱業が海外鉱発に対して正式に協力要請を行なったわけです。ところが、その後日本鉱業以外の会社が、特殊法人の会社の共同参加については反対の意向が非常に強くなったということで参加をしない、こういう経過をたどったように、私の資料では、そういう資料になっているわけです、業務内容からいって。
○両角政府委員 コンゴのカタンが州の銅鉱山開発につきましては、日本鉱業といたしましては、従来現地政府と単独交渉を進めてまいりまして、利権の獲得に至ったのでありますが、これが開発探鉱につきましては国内産銅業界の協力のもとに進めたいということで、広く業界に呼びかけました結果、三井、住友、古河、東邦の各社が参加をすることになったのであります。
○岡田(利)委員 大臣が来るまでというので時間が気にかかりますけれども、先ほど田中委員が質問をいたしましたコンゴの銅鉱山開発について、局長が答弁をされたわけです。日本鉱業が主体になって大手六社に対して呼びかけをし、さらに半官半民である海外開発株式会社ですか、この会社の参加をも日本鉱業は要請しておる。ところがこの特殊法人の参加について他の大手業者は非常に渋っている。
○両角政府委員 シベリアの銅鉱山開発の話につきましては、本年の初めごろソ連側から非公式に意向が示されたものでございまして、バイカル湖の東北方にありまする銅鉱山についての日本側の開発協力、またそれに関連する資材輸入というものを希望しておるという内容のものでございました。現在当方としましては具体的な資料をソ連に求めておりまして、今後現地調査等を行なった上で実際上の結論を出していきたいと考えております。