2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
右下は、チリにありますカセロネスという銅鉱山、露天掘りの銅鉱山です。アルゼンチンの国境に近い標高四千メーターの高地にありまして、ここは逆に、平地の空気圧に比べて六〇%というものです。そして、二〇一三年に操業を始めましたけれども、一〇〇%日本の資本で賄われています。総額四十二億ドルが投資されています。
右下は、チリにありますカセロネスという銅鉱山、露天掘りの銅鉱山です。アルゼンチンの国境に近い標高四千メーターの高地にありまして、ここは逆に、平地の空気圧に比べて六〇%というものです。そして、二〇一三年に操業を始めましたけれども、一〇〇%日本の資本で賄われています。総額四十二億ドルが投資されています。
ただし、優良な銅鉱山、現在主に南米、環太平洋にありますけれども、なかなか開発の難しい案件が増えているというのが現状だと思います。
実は、南米チリに世界最大の露天掘りの銅鉱山、チュキカマタ銅鉱山があります。私も二十六歳の冒険旅行をしたときにそこを実際訪れていますけれども、それはどでかい露天掘り銅鉱山です。その銅鉱山が、ことしの六月、操業を停止しました。労働者たちがコロナにかかったからです。クラスターが起こったからです。
今回のような、世界じゅうで物だとか人の移動が制限され、外出自粛だとかそれから経済活動の自粛、停止というようなことが国家規模で行われる、例えば、日本の生産にとって極めて重要な銅、チリの銅鉱山で、このコロナ禍で操業が残念ながらできなくなったりとか、日本経済にも大きな影響を与えている。
これが北米最大の銅鉱山の開発のレゾリューション銅山というところでございます。場所はここですけれども、この図は断面図、地質断面図で、この上が、白いところと茶色の境が地表でございます。一%の鉱石は、この下に三日月形のものがあります、これが一%の鉱石ですが、地下二千メーター、しかもそこには七十六度の温泉が湧いていてとても人が行けない。
これは、ことしの四月から七月の日経新聞の記事なんですが、住友金属鉱山が、例えばチリ銅鉱山の減損で十四年ぶりの経常赤字になると発表した直後に、米銅鉱山に一千百億円出資するということを決めたということを初め、我が国の商社や石油会社は、不採算案件をこの機に思い切って整理して、優良案件に投資をしていくという選択と集中を進めているというのが実態だというふうに思います。
○政府参考人(高橋泰三君) 御指摘のございましたごんどうサイトでございますけれども、これ、現在世界で開発されております陸上の銅鉱山の銅の含有率につきましては大体一%から二%ということでございますので、ごんどうサイト、一三%ぐらいということでございますので、これに比べても十倍程度の含有率となってございます。
先ほど申し上げたような動きですので、チリでついに日本資本一〇〇%の銅鉱山の生産が昨年から始まっております。安倍首相も開山式においでになって、昨年の七月に大きなパーティーがありました。現在、なかなか産みの苦しみで初期生産を上げるための苦労をしておりますけれども、これなどは日本の資本が海外で自主開発をやった典型的な例だというふうに御紹介できると思います。
最近でも、当省は、JOGMECの債務保証制度や探鉱融資制度を活用して、我が国民間による大規模な銅鉱山の開発を実は支援しているところでございます。チリやカナダ、個々の国々でも今積極的に民間企業が頑張っておるものを、我々は更にしっかりとしたものを支援していきたいと思っています。
金属鉱物の安定供給確保ということが一つの課題として法改正に至っているわけですが、レアメタルという言葉がかなり最近は話題というか躍っておりまして、本当にレアメタルだけが希少金属なのかと、希少なのかというところを問題提起させていただきたいんですが、例えば銅ですね、これは電線とかに使う銅ですけれども、今後、中国、インドが世界の先進国並みの経済成長を続けていって、電線を農村部まで配線を巡らせていくと、今の銅鉱山
日本企業も、三井金属鉱業、三井物産によるワンサラ鉱山やパルカ鉱山、三菱商事によるアンタミナ鉱山、住友金属鉱山によるセロ・ベルデ銅鉱山への資本参加など、決してこういう問題と無縁とは言えないと思います。過去にはワンサラ鉱山からの廃水が周辺河川に流されているなどの実態が現地で問題になったこともありました。
残念ながら、日本は総じてこのトップ外交というものについては後れているというふうに私は言わざるを得ないと思いますが、例えば、私、今年の夏ですが、チリの三千メートルぐらいの標高のところにある世界最大の銅鉱山、訪問しました。ここ、実は中国の歴代首脳が訪れて、その足跡が残っているんですね。
○吉良委員 質問通告の中には今から申し上げるほどの細かいことを通知はしていないんですけれども、今、銅鉱山といいますか、銅の関係でチリということが言われましたけれども、先ほど言いましたように、やりやすいところからやっているというように思われてしようがないんです。
戦後、銅鉱山の町として栄えましたが、社会情勢あるいは経済情勢の変化によってこの鉱山も閉山に追い込まれまして、町が一挙に衰退をしていきました。そして現在、六十五歳の人口が四七%を占めるという、高齢者率全国二番目の大変な過疎地であります。 この役場の職員として、十年余り、三十六歳まで勤めた経験があるわけでありますけれども、実は、県庁まで三時間、中央省庁まで行きますと七時間かかります。
○植竹委員 大臣から大変ありがたいお話を伺いましたけれども、やはりこういう鉱山対策、特に、私は国内の銅鉱山はほとんどといいますか、海外製錬所を持っておる鉱山については山に入りまして現場を見ておりますので、日本の鉱山開発技術というものについては非常に優秀だと思っておるので、ぜひいろいろと対応願いたいと思います。
具体的に申し上げれば、ハンガリーの自動車製造プロジェクトあるいはチリの銅鉱山開発プロジェクトなどにつきまして、国際金融公社とそれから輸出入銀行が協力をしておるという例がございます。
御案内のとおり、モンゴルは立派な銅鉱山を持っておりまして、日本の企業もこれまでに銅鉱石を民間ベースでスポットで買っているというふうに伺っております。これは一九八八年、八九年に行われておりまして、さらに今後についても引き続き買鉱をするというような話が進んでおるというふうに聞いております。
一例を挙げれば、秋田県北部は銅鉱山を十近くも抱えた日本一の非鉄金属鉱山地域でありましたが、円高のために今や大館に一山、小坂町に一山、わずか二つの鉱山しか残っておりません。さらに円高が進めば、この二山も前途は明るくありません。昨年暮れには日本唯一のすず鉱山、兵庫県の明延鉱山が円高で閉山、岐阜県で日本最大の亜鉛鉱山、神岡も安全ではありません。これで金を除いた日本の非鉄金属鉱山は文字どおり全滅します。
鉱山数や鉱山労働者数の推移を見てみますと、昭和四十六年当時、銅鉱山は七十一、労働者数では一万六千百二十五名、鉛、亜鉛鉱山は十二で七千三百十名、合計八十四鉱山、二万三千四百三十五名でありました。これは銅と鉛、亜鉛の鉱山だけであります。六十年では銅が十二鉱山で約四千名、鉛、亜鉛が四鉱山で三千名、計十六鉱山、七千名となっております。
先端技術産業の発展に伴ってこうしたレアメタルが注目をされるわけでありまして、その備蓄に対しては既に制度化されてきたわけでありますが、私は本委員会で一度指摘をしたのですけれども、もう既に銅鉱山で閉山になりました北海道の下川の鉱山があった。ここへ私は調査に行ってみました。これはコバルトを随伴しているわけです。もしコバルトが分離抽出ができればこの鉱山は閉山をさせなくてよかったわけです。
聞きますれば、ソ連の方からは、極東一貫製鉄所やあるいはウトカンの銅鉱山のコンビナート、マラジョーシノエのアスベスト鉱床開発など、プロジェクトはまだまだ生きているというように言っておられるようでございますし、また、この秋から第二シベリア鉄道のバム鉄道が開通する、こういうことでありまして、それに関連して多くのそういうプロジェクトに関連する商取引が出てくるのではなかろうか、こういうように考えておりますので
あるいは現在五件程度の交渉が行われていて、ウドカンの銅鉱山の開発についてはフランス、西ドイツ、イギリスが参加をする、こういうことで交渉が今行われておりますし、バム鉄道関連の建設の開発についても西独、フランス、イギリスが今日交渉中であるわけです。あるいはまたそれ以外にメキシコ、スウェーデン等も新しいプロジェクトについて今交渉を行っておるという状況にあるわけであります。