1952-04-03 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第36号
○政府委員(河野通一君) 相互銀行と信用金庫の資金の量という点から言いますと、信用金庫一金庫当りと、一相互銀行当りと比べますと、非常に大きな開きがあります。併し信用金庫全体の資金量と申しますと、数が御案内のように非常に多いのであります。相互銀行は僅かに五十八でありますが、信用金庫は信用組合を加えますと六百近くになります。
○政府委員(河野通一君) 相互銀行と信用金庫の資金の量という点から言いますと、信用金庫一金庫当りと、一相互銀行当りと比べますと、非常に大きな開きがあります。併し信用金庫全体の資金量と申しますと、数が御案内のように非常に多いのであります。相互銀行は僅かに五十八でありますが、信用金庫は信用組合を加えますと六百近くになります。
例えて申上げますと、年間百四十四億ということになりますが、これを金融機関即ち銀行の数は約七十、その他の金庫、金融機関を合せまして百といたしますというと、これを按分いたしますと、一銀行当り一億五千万円ということになるわけであります。
從いまして、先程來申上げましたように、從來普通銀行当りからも二〇%以上の資金がともかく出廻つておるのだ。併し特に中小企業に対して今後ともその立ち行きますような資金の配慮をいたして行きたいということであります。從つてこのことが我々の期待しておりまするように実現して参りますならば、どの程度に我が國の中小企業が救われて行くか、こういうことはまだはつきり私共にも分つておらんのであります。