1992-02-12 第123回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
このためには、当面現存炭鉱の維持発展に全力を尽くすとともに、国の責任で全国的な埋蔵量調査の実施、休・閉山鉱の再開発、新鉱開発計画を策定し、従来の保安対策を見直してその充実改善を図り、万全の保安体制を確立する。国内炭の需要を確保するため、石炭の大手需要家に適切な価格で一定量の引き取りを義務づけるなどが必要です。このことを指摘して、補足発言を終わります。
このためには、当面現存炭鉱の維持発展に全力を尽くすとともに、国の責任で全国的な埋蔵量調査の実施、休・閉山鉱の再開発、新鉱開発計画を策定し、従来の保安対策を見直してその充実改善を図り、万全の保安体制を確立する。国内炭の需要を確保するため、石炭の大手需要家に適切な価格で一定量の引き取りを義務づけるなどが必要です。このことを指摘して、補足発言を終わります。
新鉱開発には、以上その一端について触れたように、多くの制約条件がありますが、これを克服し、前向きにこの問題と取り組んでいくために、われわれは、一つ、政府において今日まで実施してきた国内炭開発可能性調査その他の調査結果に基づいて、早急に長期的な新鉱開発計画を確立すること。二つ、新鉱開発事業に対する政策助成策を強化すること。三つ、新鉱開発を行う事業体として、特殊法人日本石炭公団を設立すること。
しかも三菱の南大夕張、そうして北炭新鉱というのは新鉱開発計画の最も新しい山ですから、いわば最後まで残るという、ライフが長いという炭鉱でもあるわけです。企業がどうなろうと、この炭鉱は新政策の新鉱開発で進めてきた炭鉱でありますから、炭鉱は当然残るでしょう。残さなければならぬでしょう。
海外炭輸入の促進に反比例して、今後既存の稼働している石炭山、それがスクラップの方向へ向かうとか、あるいは国内の新鉱開発計画が予定よりもおくれがちになる、こういうことじゃ困るのでしてね、そこで新鉱開発、天北炭田あるいは釧路の西部になると思うのですけれども、現時点における通産省の取り組みと開発計画の見通し、これを部長の方から聞いて、それから大臣として、この問題に対する取り組みの姿勢を明らかにしてもらいたい
委員長、いろいろな新しい新鉱開発計画に対して、正式なきちっとした計画資料を提出していただくように委員長よりよろしくお願いいたします。要求しておきます。
したがいまして私は、第一点としましては、八月三十一日了解事項に基づく新鉱開発計画につきまして、通産行政としてぜひ協定の精神を順守してこれを貫いてもらいたい。これをひとつ経営者側に対しまして再度指導行政を発揮をしてもらいたいということが第一点であります。 第二点の問題は、閉山退職後の諸条件の問題であります。
○藏内委員 これを伺いました理由は、要するに新鉱開発計画が、かりに経営者あるいは政府の見通しどおり進行していくといたしますと、要するに政策需要——位置づけが五千万トンということにいたしますと、その分だけさらにスクラップが出てくるということを当然予想しなければならない。ですから、この新鉱開発による石炭の増産というものは、今度のスクラップの数量の中に当初から見込まれておるものであるかどうか。
委員会におきましては、抜本的石炭対策の内容、需要の確保対策、新鉱開発計画、鉱区調整の必要性、炭鉱機械貸し付けの実施方法、管理炭鉱の賃金問題、運賃の延納措置、鉱害復旧の見通し、炭鉱災害と保安確保等、石炭対策全般にわたる諸問題について熱心な質疑が行なわれ、その答弁を通じて、三木通産大臣も、需要確保には大いに努力する、抜本対策を六月までに講じたい、また鉱区調整の必要は痛感している等の発言がありましたが、その
それは一体どこに欠陥があったのか、こういうことを知りたいために、各山の新鉱開発計画——新鉱開発といいましても、いままでのを合理化する開発もありましょうが、少なくとも立て坑、ちょっと例をあげますと、伊賀利立て坑あるいは山野の立て坑、昭嘉の開発、香焼の開発、上山田の開発、それから大正新中鶴の開発、こういう開発計画ができておる。私がいま指摘したものは全部失敗に終わっているわけです。
○今井(博)政府委員 原料炭の開発につきまして、現在新鉱開発計画として一応われわれが検討いたしておりまする炭鉱名は八件、八カ所でありまして、有明の有明、松島、古河、柳川、三井、山門、南大夕張、清水沢、磐の沢、以上八カ所につきまして新鉱開発計画を今検討いたしております。
特に原料炭を中心にした新鉱開発計画、これは需要の関係もございますので、特に力を入れたいと思っておりますが、現在まだ残念ながら大体それに見合うようないい計画が実は出て参りません。二、三計画がまだありますけれども、むしろこれからの問題でございます。通産省としましては、これには十分増強したいという熱意は持っておるわけでございます。
從つてその來年度出炭されるというものが、新らしく開発する意図を以て、一九年度から実施されておつたということでありましても、その生産が五万トンと見込みましたものは、これはやはり新鉱の部に入れることは、この範疇から考えて適当であるというように見ておるわけでありまして、この新鉱開発計画というものが今後新らしく着手をいたす。