1994-06-03 第129回国会 衆議院 環境委員会 第4号
個別問題について、八戸の製錬所の問題で一つだけ確認をしておきたいのですけれども、六戸町金矢というところで八戸製錬が無届けで鉱滓堆積場を持っているわけですね。無届けで捨てたということですね。十二万トンそれがあるのです。直ちにこれを撤去をするよう、県当局とか八戸製錬を指導する必要があるというふうに思います。 聞くところによると、鋼矢板を打ち込んで排水路をつけた。
個別問題について、八戸の製錬所の問題で一つだけ確認をしておきたいのですけれども、六戸町金矢というところで八戸製錬が無届けで鉱滓堆積場を持っているわけですね。無届けで捨てたということですね。十二万トンそれがあるのです。直ちにこれを撤去をするよう、県当局とか八戸製錬を指導する必要があるというふうに思います。 聞くところによると、鋼矢板を打ち込んで排水路をつけた。
○小林(政)委員 私自身三日間にわたって現地調査をしてまいりましたが、その中で私は、京都の大谷鉱山では山の坑口から二百メートルも下の坑道へおりて切り羽までずっと歩いていきまして、鉱山労働者が危険な状態のもとで仕事をしている、こういう実態も見せてもらいましたし、それからまた兵庫県の生野町、ここでは三菱金属の生野鉱山の鉱滓堆積場、これは山の上にあるんです。これも実際に現地まで行って見てまいりました。
当然、他のところと同じく、表土堆積場あるいは鉱滓堆積場の土どめに対して、住民サイドからの強化申請願いが企業へ提出されている、こういう問題については十分検討、点検すべきではないかと思うのですが、どうですか。
この持越は持越で原因究明は必要ですが、しかし全般的な鉱滓堆積場に対する対策を講ずる。特に、扞止堤等の安全性を十分確保する。こういうことで対策はやっておるわけでございますから、その方は御理解をいただいて、この持越に対する原因究明等については御所見をわれわれも参考にして、なおよく検討を続ける必要があるのではないか、これが私のただいま承ったところの所見でございます。
次に、これは通産省にお尋ねしておきますけれども、さきの伊豆大島近海地震によって持越の鉱滓堆積場の堰堤が決壊して、猛毒のシアンを含む鉱滓が多量に流出した事件は各方面に大変な問題を投げかけたわけであります。私も二回にわたって現地を調査いたしましたが、この静岡県天城湯ヶ島町の中外鉱業株式会社持越鉱業所のヘドロの堰堤の調査結果はどうなったのか、この機会に明らかにしていただきたい。
同時に、全国にはこの十万立方メートル以上の鉱滓堆積場だけでも約二百カ所もあるわけであります。当時、私もずいぶんこの問題については指摘をしたわけでありますが、早急な総点検、チェックを実施すると約束されたわけですけれども、どのように進めておられるか、これも簡潔にお答えください。
その御意見に従ってやっていくということでございますので、この鉱滓堆積場の増強工事については、そういう事故専門委員会の結論が出るまでもなく、途中でこの先生方の御意見を聞いて、問題のない仕上がりにいたしたいというふうに考えております。
特に鉱滓堆積場認可の場合に、知事には何も話がなくて、一方的に鉱山保安法によって決定されていく、そういう点に私も矛盾を感じまして、過日政府にも質問したわけですが、産業廃棄物は知事がやっているけれども、これは一般法だ、鉱山保安法は特別法なのだ、だから非常に高度の知識、技術を必要とするので、知事の分野から外してあるようなお話がございました。
○政府委員(左近友三郎君) とりあえず、われわれが、先ほどの現地調査の御報告にも御指摘がございましたように、応急措置を完了させることが現地に安心していただく最大の道だと考えまして、鉱滓堆積場の扞止堤の強化、それから持越川に流出いたしました鉱滓の除去というものをできるだけ急いで措置をしたいと思います。
○小巻敏雄君 じゃ、通産省の方にお伺いをしていきたいと思うわけですが、この持越鉱山中外鉱業所の鉱滓堆積場、これについては当然通産省の監督下に行われたものだと、先ほどからも指摘があるように、この立地については特に地震の頻発する地域である、設置に当たって設計管理にはその点が反映をされて御指導になったと考えるのは常識でありますが、そのような点はどういうふうに行われたわけですか。
○政府委員(左近友三郎君) 持越鉱山の鉱滓堆積場に対する監督につきましては、御指摘のとおり、鉱山保安法及びそれに基づきます金属鉱山等保安規則によりまして監督をしております。
今回の災害が起こりました直後に、監督局部長会議において局長から指示をいたしまして、全国の鉱滓堆積場を有する鉱山に対し、現行法令基準に基づき自主的に検査を行うよう指導すること、当面、青化製錬法により製錬している鉱山、地震多発地帯における鉱山等を重点にして、現行法令基準に基づきその鉱滓堆積場につき早急に監督検査を実施し、その結果を至急報告すること、その他の鉱山についても定期的な監督検査等の際、堆積場に関
それと、時間がかかりますので区切ってまいりますが、鉱滓堆積場の認可をする場合に、どうして地元の自治体と連絡をとらないでおやりになるのか、その点を伺いたいと思います。
○松村政府委員 これらの鉱滓堆積場の認可に当たりましては、企業から出されました数値をもとにいたしまして、また私どもが収集いたしました資料あるいは知見をその判断の基準といたしまして、認可の行為を行うわけでございます。したがいまして、一部については私どもが直接測定をするものもございます。
○国務大臣(山田久就君) 御案内のとおりに、鉱滓堆積場の安全確保等につきましては、これは鉱山関係の特殊な必要性というようなことから、鉱山保安法によりまして鉱山は通産省の方でこれを全部見るというようなたてまえになっておることは御案内のとおりでございます。
山崩れや落石、持越鉱業所の鉱滓堆積場の堤防決壊による毒物、シアンヘドロの流出は、狩野川から駿河湾にまでその汚染地域を拡大いたしております。もし東京などの大都市部に同程度の地震が起きたとすれば、しばしば地震学者から指摘されておりますように、そのこうむるであろう災害を想像するとき、私は慄然たる思いを抱かざるを得ません。
それから、二十四日開催されました第二回の災害対策本部会議で、持越鉱山の鉱滓堆積場について鋼矢板工法で補強工事をさせることと、持越川の河床に堆積しておる鉱滓を早期に除去させることを決定いたしました。 なお同会議では、持越鉱山の対策工事については、その緊急性にかんがみまして関係各省庁の一層緊密な協力を得るとともに、必要な資金の確保に努めるなどの対策を推進することをあわせて決定いたしました。
○庄司委員 次に、お伺いしたいのは、これらの恒久対策の必要事業費、これは露天掘りの跡地あるいは鉱滓堆積場の覆土の問題、赤川源流の伏没対策あるいは坑内水対策、地下水対策それから中和処理対策、これを含めて大体どれぐらいの事業費が必要なのか、これをひとつお聞かせ願いたいと思うのです。
イトムカ鉱山の排水の状況でございますが、現在製錬排水と坑内排水及び堆積場の浸透水と三つの種類の水が出ておるわけでございますが、製錬排水及び鉱滓堆積場からの浸透水につきましては、消石灰で中和をいたしまして、沈でん池で沈降処理をした後上澄み液を排出しているという状況でございます。
○久良知政府委員 金属鉱山の公害防止対策というものが本格的に行なわれましたのはここ数年でございまして、それまでの間におきましては、SO2であるとかそういうふうな健康被害に直接関係のあるようなもの、それからダム、鉱滓堆積場の大規模な崩壊というふうなもので直接生命に危害を及ぼす可能性のあるものに重点を置いて監督をしてきたわけでございます。
ところが金をかけてやればやるほど鉱滓堆積場について逆に税がうんと取られる、こういうような形になつておりますので、この鉱滓堆積場とか沈澱池とかいうような鉱害防止に非常に直接の関係があるものにつきましては、固定資産税についても特別な扱いをしてもらいたい、或いは減免というような点について御配慮願つたらどうかと、こういうふうに実は考えまして私のほうとしましても、地方自治庁なんかにもいろいろ申入をいたしております