1953-07-03 第16回国会 参議院 通商産業委員会 第9号
ところが鉱業法審査の過程においてこれは問題にしたのですが、すでに設定せられている鉱業権の上に新らしくそれに準ずるもの、例えて言えば病院等を作る場合、これに対する制限が何にもないのですね。そうすると無制限に悪く言えば作れるということになる。
ところが鉱業法審査の過程においてこれは問題にしたのですが、すでに設定せられている鉱業権の上に新らしくそれに準ずるもの、例えて言えば病院等を作る場合、これに対する制限が何にもないのですね。そうすると無制限に悪く言えば作れるということになる。
鉱業法審査の過程においては、十ヵ年などという期間が限定されるというような感覚は我我ちつとも持つておりません。而も臨時的なものであるという感覚もちつとも持つてない。という理由は、その理由は、鉱業法に書いてあるように、鉱業権は一切国家のものだ、それを国が或る特定の人に権限を与えるのだ、その人が若し復旧ができなかつた場合には国が責任を持つのが当然ではないか。