1963-06-24 第43回国会 衆議院 法務委員会 第26号
こういう状態になっておるわけでありますが、その事例として、私の経験としましては、いま申し上げた昭和三十五年三月の三井三池四山鉱業所正門前で、暴力団によって第一組合員の久保清さんが殺害をされたのであります。これは私、その日そこに行っておりました。
こういう状態になっておるわけでありますが、その事例として、私の経験としましては、いま申し上げた昭和三十五年三月の三井三池四山鉱業所正門前で、暴力団によって第一組合員の久保清さんが殺害をされたのであります。これは私、その日そこに行っておりました。
そこで、警察庁の方に先にお聞きしたいのでございますが、先般福岡県警察本部がピケ排除の実戦訓練として、仮想敵はOO鉱業所、三井三池である、こういうことでOO鉱業所正門の大きい標札を掲げて、その中で福岡県の警察官が多数ピケ排除の訓練をしておる。こういうことは断じてやってはならない。
○坂本委員 長官にかわり反省の御答弁があったわけでありますが、明らかにOO鉱業所正門と書いて、朝日新聞その他各新聞が仮想敵は三井三池、こういうふうに大きく新聞に出しておる問題でありますから、われわれは非常に関心を持っておりましたが、反省をされると同時に、その後こういう訓練が仮想敵あるいは労働組合を対象として、これが全国的な問題として行なわれておるかどうか、また今後こういうことは行なわれてはならないと
と申しますのは、地域から申しましても、志免鉱業所がございます同じ粕屋郡、それからあの演習の看板には〇〇鉱業所正門ということが明らかに書いてある。第三には時点の問題でございますが、国鉄志免鉱業所はきわめて重大な事態に到達しておる。そういう時点の中で行われる、なるほど局長は月例演習だとおっしゃいますけれども、月例演習なら月例演習でもう少し常識的にやる方法があったろうと思います。
と申しますのは、すでに新聞等に出ておって御承知のことだと思いますが、九月四日の志免鉱業所の所在地である同郡で警察の機動隊が、〇〇鉱業所正門という看板を掲げて、〇〇鉱業所を対象にして演習を行われましたことは御承知のことであろうと思います。今日志免問題が非常に重大な時点に到達しておることは周知の事実であります。