1973-04-17 第71回国会 参議院 商工委員会 第5号
再び日本鉱業会のことに触れまことに恐縮でございますけれども、昨年の五月にわが国で鉱業全般に関する国際会議が開かれました。わが国を含めまして二十五カ国から約八百人の学者、技術者の参加を見ました。その国際会議におきまして発表されましたわが国の技術は、世界的な水準にあることがあらためて認識されました。
再び日本鉱業会のことに触れまことに恐縮でございますけれども、昨年の五月にわが国で鉱業全般に関する国際会議が開かれました。わが国を含めまして二十五カ国から約八百人の学者、技術者の参加を見ました。その国際会議におきまして発表されましたわが国の技術は、世界的な水準にあることがあらためて認識されました。
最後に、新石炭政策が国会において審議されている際に、今次災害の発生を見たことは、さなきだに不安の渦中にある石炭鉱業全般に与える影響はすこぶる大であり、適切にしてすみやかなる終息を見るにあらざれば、新石炭政策の実施に支障を生ずるおそれがあることを心から憂えるものであります。 石炭鉱業の労使並びに監督官庁は、この際、保安確保の重要性を再認識し、災害の絶滅を期すべきであります。
本委員会におきましても真剣に審議を重ねてまいっておりますが、この際、参考人におかれましても、石炭鉱業審議会の審議状況並びに石炭鉱業全般にわたる抜本策などについて忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 それでは、まず最初に御意見をお述べいただき、そのあとで質疑に入りたいと存じます。植村参考人。
結論から申しますと、金属鉱業等安定臨時措置法を廃止する問題については、やむを得ない時期を迎えているとは存じますけれども、鉱業全般の問題について、もっと基本的な安定法というようなものを立案をし、その後に一応の役割りを果たした臨時措置法の廃止というものを考えてもらいたいというのが率直な私たちの気持ちであります。
そういうような状態を考えてみるとき、私は、この法律を廃止するのは積極的には是としないけれども、まあかりに仮定して是とした場合に、臨時措置法にかわる金属鉱業全般の政策を位置づける母法といいますか基本法といいますか、そういう法律というものが必要ではないか、そういう前提に立ってこれを廃止するものであるならば、積極的に是とできるわけでありますが、そういう不安があるのではないかと私は考えるわけであります。
硫黄の砿山の労働者の賃金の問題は、金属鉱業あるいは非金属鉱業全般と極端な差違はないと思うのですけれども、大手中小という見方からすれば、中小鉱山が置かれている労働諸条件というのは、やはり劣悪だというふうに思います。
ということは、この「政策」の中には、ただいまお話をいただきましたような金属鉱業全般のための立法的な措置の検討を含むものと私どもは承っておる次第でございます。
○橋口委員 銅、鉛、亜鉛等につきましては、需給あるいは価格は安定したようでございますけれども、まだ鉱業全般には国際競争力は非常に低いのでありまして、特に金とか硫黄、硫化鉱等については、かなり問題が残ると考えております。特に金の問題はきわめて重大ではないかと思いますが、その点につきまして御所見を承りたいと思います。
御承知のごとく、わが国石炭鉱業をめぐる諸情勢は依然としてきびしいものがありますが、本委員会におきましても、目下石炭鉱業再建整備臨時措置法案をはじめ諸法案の審査をいたしており、また昨日は石炭の基本施策につきまして、労使の方々に参考人として御出席をいただき、貴重な御意見を拝聴したのでありますが、この際、石炭鉱業審議会会長として、石炭の再建整備法案等を含め、石炭鉱業全般にわたる抜本策について御意見をお述べいただきたいと
本委員会においても、目下石炭鉱業再建整備臨時措置法案をはじめ諸法案の審査をいたしておりますが、この際、石炭鉱業再建整備法案等を含めて、石炭鉱業全般にわたる抜本策につきまして、直接企業に携わっておられる労使の方々に、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。
その際においてこの手当に関すること等についても何らかの答申が出ますならば、今回のは石炭鉱業全般について御検討をいただいておるように聞いておりますので、そういう際におきましても、もちろん答申が出ますならばそれらを尊重いたしまして、労働省関係においても、この手当の問題も含めまして、その他の関係においてもできるだけひとつ努力をいたしてまいりたいと、目下さように考えております。
当然のことでございまして、総合検査あるいは保安計画の進捗等によりまして、各鉱山の鉱業全般について保安面から審査をいたし、総合的な保安確保につとめるとともに、保安技術の開発普及、保安施設の備整等を促進いたしたいと思います。また、昨年お願いをいたしまして鉱山保安法を改正いたしましたが、今回の災害に際しましてはこの実施が間に合っておりませんでした。
第二は、保安の最高責任者は同時に資金、労務その他鉱業全般についての最高の責任者であることが望ましい、こういう二つの重要な点が、私どもの考え方、従来の主張と一致をするからであります。 こうした改正が行なわれるといたしますと、必然的に、経営計画の策定にあたりましても、従来より以上に高い次元で保安対策に積極的に取り組まざるを得ない。
○政府委員(大島靖君) 大正砿業の賃金不払いの問題は、石炭鉱業全般の賃金不払いの中でも、特にきわ立って重大な問題だと考えております。かねがね小柳先生にも格別の御憂慮をおかけいたしておるわけであります。もちろん労働者の皆さんが働いた賃金の未払いの問題でありますから、これは当然支払うべきものであります。
どうかわが国石炭企業の中で全国に多くの炭鉱を持たれる企業におかれましては、まずそのうちの老朽炭鉱を至急廃山せられて、石炭鉱業全般の崩壊を防がれんことを期待する次第でございます。従来の炭鉱の廃山は、必ずしも直接石炭の需給に影響したことは考えられません。その絶大な効果は、社会的意義だと考えております。
まず、石炭鉱業全般についての一般的な要望事項といたしましては、総合エネルギー対策の確立、産炭地振興対策の推進、石炭需要の確保、石炭ボイラー設置に対する優遇措置、道路、港湾、鉄道の整備、税制の優遇措置の実現、離職者対策の拡充等についても、強力かつ熱誠なる要望がありましたが、これらの問題はあらゆる機会において論議され、検討されておることでもあり、また、第一班の九州の御報告の中にも詳しく述べられることと存
石炭対策の目標は、要するに、重油その他の競合エネルギーと対抗できる価格で、安定供給ができるように生産し、また流通され、また労務者の雇用をどうするかというような、いわゆる石炭鉱業全般にわたる合理化を強力に推し進める以外にはないと思うのでありますが、それと同時に、石炭生産の一定規模を維持するために、市場の確保ということが必要でありましょう。
鉱業全般の実情については、先ほど鉱業協会の樋口専務理事からお話がありましたので御存じのことと思いますが、わが国の金属非金属鉱物を産出しておりまする従業員三百人以下の中小鉱山は、全国稼行鉱山の九五%を大体占めておるのが現状であります。非金属鉱物を産出しておりまする鉱山は一〇〇%中小鉱業であると申し上げても過言ではない、かように存じます。
第一番目にお話がございました鉱業全般について重要度のランクをつけろということになりますと、実は鉱業協会の立場はあらゆる鉱種を包含しております。それぞれ会社によって利害関係が錯綜いたしておりますので、鉱業政策の面からランクをつけるということはなかなかむずかしいわけでありまして、全体が全部重要だというふうにお答えするほかにないかと存じます。
そこでこの場合、新潟の問題をどういうふうに解決するかということは、実際を言いますと鉱業全般の問題にわたっていくのではないか、こういうふうに思うのです。
私が先ほどお答え申しましたのは、むしろ鉱業全般の運営の問題として申し上げたのでございます。話が保安に重点が置かれますと、鉱山保安法の御説明ということになるわけであります。鉱山保安法によりますと、事業場で保安を実施するための保安規程というものを各事業場に設けさぜることになっております。これは政府の認可を受けさせることになっております。
○小笠小委員長 次に中小鉱山を含めた金属鉱業全般にわたる現状並びにその振興策について樋口参考人よりお願いいたします。樋口重雄君。
御承知のように産金業助成策として、今期国会において貴金属管理法の一部を改正し、加工用金の売戻し販売制度を認めたのでありますが、これを以て産金業の当面している問題の全面的解決は困難であり、当委員会といたしましても引続きこの問題を研究することになつておりましたが、日本鉱業協会におかれましては、今回産金対策も含めて、金属鉱業全般に関する対策を策定されたということでありますので、この際その概要について説明を