1952-01-23 第13回国会 参議院 本会議 第5号
右の電力石炭等の燃料動力源の増強と相待つて、今後の鉱工業生産増強の重点は、先ず国際的に不足する物資の供給におく必要がありますが、これがためには、産業構成において、機械金属等の重工業部門、肥料等の化学工業部門の強化が要請されるのであります。これと共に、他面、能う限り国内自給度の向上に資するため、未開発森林資源の開発及び造林、鉱物資源の開発、国内資源の高度利用等を十分に助長する所存であります。
右の電力石炭等の燃料動力源の増強と相待つて、今後の鉱工業生産増強の重点は、先ず国際的に不足する物資の供給におく必要がありますが、これがためには、産業構成において、機械金属等の重工業部門、肥料等の化学工業部門の強化が要請されるのであります。これと共に、他面、能う限り国内自給度の向上に資するため、未開発森林資源の開発及び造林、鉱物資源の開発、国内資源の高度利用等を十分に助長する所存であります。
右の電力、石炭等の燃料動力源の増強と相まつて、今後の鉱工業生産増強の重点はまず国際的に不足する物資の供給に置く必要がありまするが、これがためには、産業構成において機械、金属等の重工業部門、肥料等の化学工業部門の強化が要請されるのであります。これとともに、あとう限り国内需給度の向上に資するため、未開発森林資源の開発及び造林、鉱物資源の開発、国内資源の高度利用等を十分に助長する所存であります。
商工委員会では鉱工業生産増強に関する件と貿易産業及び中小企業振興に関する件、電源開発に関する件、この三件とも審議を結了いたして結論が出ております。農林委員会の競馬法の一部改正法律案は審議未了であります。食糧確保並びに増産基本法、これもまだ審議未了になつております。それから水産委員会の方は漁業法案等がまだ未了になつております。
御承知のごとく本委員会は第五回国会におきまして、議長承認のもとに商工行政に関する事項について国政調査を行い、第五回国会期末におきまして特に院議をもつて鉱工業生産増強に関する件、貿易業及び中小企業に関する件、電源開発に関する件について、閉会中審査すべきことと決定いたしまして、爾来閉会中に委員会を開会すること十一回、なお北海道、東北、中部、近畿、中国、九州等各地に委員を派遣し、鉱工業、貿易産業、電気等、
通商産業事務官 小滝 彬君 通商産業事務官 武内 龍次君 通商産業事務官 近藤 止文君 資源廳長官 進藤武左エ門君 通商産業事務官 中島 征帆君 通商産業事務官 田口 良明君 通商産業事務官 武内 征平君 中小企業廳長官 蜷川 虎三君 ————————————— 五月三十一日 鉱工業生産増強
政府におきまして田、長期再建計画実現のために、本年を恒久的再建計画の第一年とし、生産増強の基盤をつくり上げるべき基礎産業と輸出産業に重点をおき、建設と増産に政策を集中することとし、二十三年度生産計画目標として、石炭三千六百万トン、鉄鋼、普通鋼々材百万トン、硫安九十万トン、セメント二百万トン、綿糸四億八千万ポンド、すなわち昨二十二年度に比べ、おおむね四割以上の鉱工業生産増強を達成せんとしております。