1955-06-16 第22回国会 参議院 商工委員会 第18号
で、類似と申しまして、悪い例をいろいろ申し上げることもいかがかと思いますが、私ども記憶しておりますところでは、例の鉱工品貿易公団等の事例とやや似たような形をとったのではないか。やはりこれは当時戦後の一つの混乱した雰囲気というものも原因の一半ではなかったかと思っております。
で、類似と申しまして、悪い例をいろいろ申し上げることもいかがかと思いますが、私ども記憶しておりますところでは、例の鉱工品貿易公団等の事例とやや似たような形をとったのではないか。やはりこれは当時戦後の一つの混乱した雰囲気というものも原因の一半ではなかったかと思っております。
経済安定本部において四件、特に政府関係機関においては、日本専売公社を初めとする日本国有鉄道、当時存置中でありました食糧配給公団、肥料配給公団、食糧品配給公団、油糧砂糖配給公団、産業復興公団、鉱工品貿易公団等におきまして百二十件を算しておるという次第であります。勿論、二十五年度の当時の現状を指摘いたすのでありまするが、まさに綱紀の頽廃、官紀の弛緩極まれりと言うべきであります。
たとえばこの前早船事件で問題になりましたような鉱工品貿易公団等で、やはり一種の不法行為によつて穴を明けておるような場合、それの弁償というか、そういうような関係は十数億のものでありまするから、そのうちで事業場の損失として出て来る分もあると思うのでありますが、浮貸等の不法行為の関係で出ておるものは——あれも裁判が完結してみないとわかりませんが、あの種のものも私は出て参ると思うのであります。