1992-04-03 第123回国会 衆議院 商工委員会 第5号
山崎団長以下、そこで鉱山長と労働組合の委員長が涙ながらに、私たちは尾去沢というのが発見されたのは千数百年首なんです。そして、長くあそこで尾去沢鉱山として地域にも大きな影響を持ってきた。これを今閉山する。こういうことがもう二度とないようにしてもらいたいということとあわせて、実はこれから閉山はするが、あと尾去沢の鉱害の処理のためにこれからは半永久的にしていかなければならないのだ。
山崎団長以下、そこで鉱山長と労働組合の委員長が涙ながらに、私たちは尾去沢というのが発見されたのは千数百年首なんです。そして、長くあそこで尾去沢鉱山として地域にも大きな影響を持ってきた。これを今閉山する。こういうことがもう二度とないようにしてもらいたいということとあわせて、実はこれから閉山はするが、あと尾去沢の鉱害の処理のためにこれからは半永久的にしていかなければならないのだ。
それは大きな理由がありまして、菱刈町の設置した検討委員会に、その問題の住友金属の菱刈鉱山の鉱山長が参加をしておられるわけです。だから言ってみたら、あんた犯人かもよと言われているその犯人が裁判官になって座っているわけですから、菱刈町の当局の御苦労というのは私わからないではないですけれども、しかし、検討結果を期待するということになると、これはなかなかしんどい。
○参考人(斎藤公君) 私はその現場について、実際自分で見たわけじゃないからよくお答えできませんが、しかしそういうことをこの前鉱山長に聞きましたら、その保安の現場は十分人を入れて最近修復したので最近はそういうことはないと、そういう報告を受けております。
○莊政府委員 鉱山の保安監督員制度と申しますのは、主として、鉱山において事故が起こりまして、従業員に被害が生じますので、従業員の中からもそういう監督員、監督補佐員といっておりますが、これを出させまして、鉱山長である保安統括者とかあるいは技術管理者というものに対して、保安上必要な勧告をさせるという特別な制度が実はございます。
○莊政府委員 鉱山の場合でも本法案の場合でも全く同じだと思いますが、上の人が、上の人と申しますのは鉱山の場合には鉱山長たる統括者でございますが、工場の場合には工場長、これは鉱害に関する業務の統括管理をする、そして第一線の管理者とか監督員というのは補助をするということが法律上はっきりしておるわけでございますから、下から、検査の結果、こういう結果でした、重大なことになっておりますという報告が来たのに握りつぶしておるとか
それは鉱山長もよく知っておったということになりますと、やはりトップの鉱山長というのは責任が相当あると考えざるを得ませんし、私は検察官でも何でもございませんし、何も申せませんが……。それから、たまたま公害防止のいろいろな施設がございますけれども、それが運転ミスから一とき不幸にして出たのだというふうな場合と、これまた判断は当然変わってくるのじゃないか、かように思うわけでございます。
こういう場でお話しするのもどうかと思うのですが、秋田のある小さな鉱山の鉱山長が鉱害問題で騒がれて自殺をなされた。これは決してその鉱山をいじめておるとは言わないまでも、単に摘発する、監督するというような姿勢が当局にそれだけあるんだったら、企業のほうはひた隠しにあらを隠そう、見つからないようにしよう。こういう監督のしかたは行政上もう時代が終わったような気がするのです。
鉱主、鉱山長ともに保安問題は最重点に考えているのであります。不幸にして一度大きな災害が発生しましたならば直ちに閉山ということにつながるものでございますから、大きな災害があるたびに通産大臣から警告を受けておりますが、われわれは警告のあるなしにかかわらず常日ごろから保安確保に全力を尽くしているものであります。
これに関しましては、この前の国会で法律改正をいたしまして、保安統括者というもので、鉱山に名実ともに、労務の点、経理の点、あらゆる点、生産の点についても、責任を持って鉱山長というものが保安統括者となり、これが最高の責任を持つという体制、並びに、労働者も同様に保安を守る責任があるわけでございますから、労働者の声が保安に反映できるように、保安監督員の補佐員制度というものをつくりました。
その間石炭鉱山の緊急対策を実施いたしますと同時に、この前の国会におきまして鉱山保安法の一部改正をお願いいたしまして、これによりまして、これは三池の事故にかんがみました点もございますが、鉱山のいわば保安確保体制と申しますか、鉱山の保安についての体制を整えるという意味が主眼でございまして、鉱山長を保安の統轄者にいたしますと同時に、鉱山労働者の意見が十分に達するようにするという意味で、鉱山労働者の中から、
それから、いままでの保安管理者制度がなくなって、新しく保安統括責任者というのですか、これが設けられるようになったのですが、それも一つの道だとは思うのですけれども、その統括責任者が鉱業所長であるか、あるいは鉱山長であるかをするようになりますと、この人は生産担当の責任者でもあるわけなんです。そうすると、結局生産と保安の両方の責任を負わされておる。
○川原政府委員 御指摘のごとく、その鉱山に関しましては、もし解任を受けた場合にはその鉱山の鉱山長はやめるということになるわけであります。ただそれには、重大なことでありますので、いろいろ公開による聴聞を行なった上で、客観的に解任の理由がある場合には解任を命ずることがございますけれども、御指摘のように解任命令が出た場合にはそこの所長はやめるということに相なるかと思います。
細部に入りますと、この一部改正の案件のうち、いわゆる保安統括者並びにそれに付帯いたしました保安技術管理者並びに副保安技術管理者の件につきましては、これは局その他の皆さまのおはからいで、管理機構を強化するということでございますので、さしずめこの点については大きな反対を感ずることもないと考えておりますが、実情を申し上げますと、現在の鉱山長、従来の保安管理者でございますが、これはいずれも一部の例外を徐きましてほとんど
ここに、実際の経営におきまして、その鉱山、炭鉱における経営上の最高責任を持っておりますところの鉱業所長、鉱山長、こういったようなものと、責任の面で競合するということが起こり得るわけでございます。保安管理者の責任というものは法律上明記されておるのでありますが、ただいま申し上げました鉱業所長あるいは鉱山長、こういったものが法律上はあらわれてまいらないのであります。
○河合参考人 いま井上参考人がお答えになりましたのと大体同じ程度でありまして、特にこれはメタルにおきましても、ほかの会社の様子は私も承知いたしておりませんけれども、日本鉱業におきましては、先ほど申し上げましたように、保安の点を特に強調いたしております関係で、将来鉱山長になるであろうという、いわゆる人格識見を持っております有識者を必ず保安技師長といたしまして――これは専門職になりますが、それに充てていこうということで
中小の炭鉱におきまして、事業主と鉱山長といいますか、炭鉱管理者になるような人が同しオフィスにおるという場合に、事業主と炭鉱管理者が兼任するという事例が多く起るのではないか。そういう意味で商工大臣は申上げたのであります。
即ち炭鉱の規模によりましては、例えば鉱山長も取締役である、或いは技術部長も技術関係の取締役であるというような場合も当然予想されますので、いわゆる從業者のみでなく、その業務に從事する者、役員であつても業務に從事する者と見られれば、これを炭鉱管理者が委員として選任ができるというふうにいたした次第であります。