1993-10-26 第128回国会 衆議院 環境委員会 第3号
伊奈石の遺跡の調査研究は多摩の産業と近世史を掘り起こすだけでなく、日本の土木史、鉱山史研究のモデルとなる遺跡だと言われています。 私も現地に行ってきましたけれども、テラスがあっちこっちにあり、そして矢穴というのですか、石を削る、そういう跡があるという、とても大事なところだという感じがいたしましたけれども、文化庁、いかがでしょうか。 〔委員長退席、谷津委員長代理着席〕
伊奈石の遺跡の調査研究は多摩の産業と近世史を掘り起こすだけでなく、日本の土木史、鉱山史研究のモデルとなる遺跡だと言われています。 私も現地に行ってきましたけれども、テラスがあっちこっちにあり、そして矢穴というのですか、石を削る、そういう跡があるという、とても大事なところだという感じがいたしましたけれども、文化庁、いかがでしょうか。 〔委員長退席、谷津委員長代理着席〕
「日本鉱山史」によりますと、日本で出ます砒素の鉱石、これはほとんど全部硫砒鉄鉱という形で出るわけでございます。単独で砒素が産出されるということはほとんどないわけでございます。硫砒鉄鉱の形で、銅、スズ、金というふうな鉱石と一緒に随伴して産出するわけでございます。
私どもも、鉱山史、それから過去に毎年一回本邦鉱業の趨勢というふうな形でいろいろ鉱業その他の状況をまとめた資料、その他残されました学術雑誌、それから業界紙等から判断をいたしまして、ある程度の土呂久鉱山の過去の操業の状況ということは描けるわけでございますが、やはり何といたしましても遠い過去のことでございますので、はっきりとした姿、具体的な姿としてはなかなか描きにくいというのが現状でございます。