1978-04-10 第84回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
それからまた、炭鉱開発に伴います鉱公害の防止、たとえば石炭開発が相当露天掘りを中心に行われる地域が天北等ではございますが、こうなりますと上の山林は相当広範囲に影響を受ける、こういったような問題がございますし、それから、石炭の運搬道路を相当整備せぬといかぬ、鉄道というよりも道路運搬でございますので、相当の交通繁雑になる問題等がございます。
それからまた、炭鉱開発に伴います鉱公害の防止、たとえば石炭開発が相当露天掘りを中心に行われる地域が天北等ではございますが、こうなりますと上の山林は相当広範囲に影響を受ける、こういったような問題がございますし、それから、石炭の運搬道路を相当整備せぬといかぬ、鉄道というよりも道路運搬でございますので、相当の交通繁雑になる問題等がございます。
また、新規炭鉱につきましては鉱・公害、露天採掘跡地の利用の問題等がございますので、関係地方公共団体等の了解と協力を前提とするということもうたってございまして、地方公共団体、需要者、石炭企業により構成されます共同開発体を主体として進めていくことが適当であろうというふうにうたわれております。
この第三セクターの考えと申しますのは、いわゆる鉱・公害対策を含めた地域住民との関係調整あるいは地域の総合開発の問題あるいは需要の確保という点からいきましても、ただ、いままでどおり一石炭企業が掘るということではなくして、今後の開発に当たりましては、むしろ住民の協力も得つつ、需要業界の確保の約束も取りつけつつ、一つの開発企業体をつくった方が、より安定した新しい山の開発になるのではないかという考えから、第三
五番目に、「保安確保」あるいは「鉱・公害の防止」、これはもう当然のことでございまして、第一番目は「保安確保」でございます。 なお、二番目に「鉱害防止及び自然環境保護」ということをうたってございます。 また、「公害防止」といたしましては、「脱硫装置の設置、NO、対策を進める」というようなことも当然進めるべきであるということでございます。
今度の新しい機構改革の中でも立地公害局をお持ちになる予定でございますが、いわゆる通産省でやっていらっしゃいます鉱公害対策と、本日お見えになっておりませんが、厚生省や環境庁でやっていらっしゃいます公害対策というものは同じものなのか、またお役所が違いますから、やりようなり狭義の考え方において何らかの相違があるものかどらか、ひとつこの点についても承っておきたいと思います。
このような日本の産業発展のために、いわゆる鉱山資源の確保、これがきわめて重要であることは論をまたないわけでございますし、そのような鉱山鉱物資源の確保のために、それに付随いたしますいわゆる鉱公害対策がこれまたきわめて必要であることも論をまたないと思うのであります。とりわけ従来の日本の国内の状況を考えてまいりましても、いわゆる鉱山の発展というものがその地域の社会の発展と密接不可分の関係にあった。
○島本委員 通産大臣も来ていらっしゃいますし、そしていま休廃止鉱山の鉱公害対策の確立について法案が出され、これを審議している段階でございます。私どもも昭和四十七年の六月十六日、衆議院の公害対策並びに環境保全特別委員会で上げた「休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件」という決議案件、これにのっとってそれぞれ立法化が促進され、ここにでき上がったわけであります。
○島本委員 この第二項の「鉱山鉱公害行政の推進のため、処理体制の充実を図るとともに関係各省との連絡体制を密にすること。特に毒劇法等の適用される鉱山については通商産業、厚生両省の間で十分連絡をとること。」とあり、またとらなければならないことは自明の理でありますが、この件について厚生省との間の連携、連絡、これは十分におとりになってございますか。
○島本委員 それと三の点にございまするけれども、三の中には「休廃止鉱山における鉱公害防止を迅速かつ効果的に行なうため、休廃止鉱山鉱害防止工事費補助金制度について拡充強化を図るとともに、稼行および休止鉱山における蓄積鉱公害の除去ならびに閉山時に行なう鉱公害防止工事等に必要とされる資金確保のため、制度の画期的改善を検討すること。」
当業界といたしましても、鉱公害防止には最大限の努力を傾注しており、現在の操業には何ら問題ないものと確信しておりますが、このような態様の鉱害については、何ぶんにも過去数十年にわたる蓄積によるものでありまして、しかも、中には自然汚染に由来するものではないかと思われるものもございます。
ただいまの始関伊平君外四名提出の動議及び始関伊平君外三名提出の動議のごとく、休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件及び光化学スモッグ対策に関する件、以上の両件を本委員会の決議とするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 ただいま始関伊平君、島本虎三君、岡本富夫君、西田八郎君及び米原昶君から、休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件について、また始関伊平君、島本虎三君、岡本富夫君、西田八郎君から光化学スモッグ対策に関する件について、決議すべしとの両動議がそれぞれ提出されております。 まず、休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件について、趣旨の説明を求めます。岡本富夫君。
○岡本委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党、日本共産党を代表いたしまして、休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件について、決議すべしとの動議について御説明いたします。まず案文を朗読いたします。 休廃止鉱山の鉱公害対策の確立に関する件 最近、各地の休廃止鉱山において、カドミウム等の重金属による鉱公害があいついで顕在化し、重大な社会問題を惹起するに至つている。
それから一応出入禁止の措置をしたわけでございますが、鉱業権者に力がないということから完全な禁止の措置ではなくして入ろうと思えば入れるような状態であるということがわかりましたので、その後やはりその自治体にお願いをいたしまして、かまについておる亜砒酸の除却の措置をいたしたわけでございますが、何ぶん現在の鉱業権者に力がございませんので、先ほど申し上げました休廃止鉱山の鉱公害防止工事の補助金制度によりまして
はさんざん論議をされましたけれども、結論として鉱山関係の鉱業法が通産省の所管になっており、したがってどうしてもやはり通産省の強力な指導と申しますか、対策と申しますか、これがなければ、この全国の休廃止鉱山の鉱害というものがなくならないというような意図から、きょうはこうして連合審査ということになったわけでありますけれども、ちょっと順序を変えまして、ただいま石川委員からもお話がありました、この休閉止鉱山の鉱公害対策
○岡本委員 いまのそれは補助金とかそういったものの財政的な対策でありますが、当委員会におけるところの「鉱公害対策に関する法的措置を検討する」ことと、こういう決議がなされておるのに、その後それに対するところの法的措置をどういうように考えておるのか、これをひとつ明確にしていただきたい。
「鉱公害対策に関する法的措置を検討するとともに、無資力休閉止鉱山の鉱公害防止対策を強化すること。」こういうふうに決議をされております。もうだいぶ日数もたっているわけでございますが、全然まだそういうことについて検討されていないとするならば、これはもう通産省は休廃止鉱山に対しては全く意欲がない。
○岡田委員 私は金属鉱業の鉱公害の問題について非常に心配をしておる一員でありますけれども、いわゆる金属鉱業の場合には、一番歴史の古い、歴史的な流れを持っており、最近重大な公害というのは、いわゆる重金属物質による公害、こういうものが顕著に発生しておることば御承知のとおりなわけです。
鉱業政策の確立に関する件 最近の金属鉱業をめぐる情勢は、国際通貨制度の動揺とそれに続く円の大幅切上げに加えて、景気の停滞による内需の減退及びこれに伴う鉱石等在庫の急増、国際価格の低迷、鉱公害防止対策の進展等、急激な変化を示しつつある。このため、わが国鉱業は、その企業体質が極度に悪化してきており、内外資源開発の推進にも支障を生ずる等、重大な危機に直面している。
ただ御指摘のように、的確に鉱業権を実施して、その際生ずる鉱公害の防止あるいは鉱害賠償の実施についてできるものだけを考慮してはどうかという点につきましては、先生御承知のように、第四十六国会に鉱業法の改正が提出されたわけでございますが、五十国会までいろいろ御審議もありましたが廃案になったという経緯もございまして、現在のところ公害問題が非常に重要であるということとからみまして、現行鉱業法を運用するにあたりましては