2020-12-02 第203回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
このため、このデータだけでは水蒸気の鉛直分布を知ることはできませんが、このデータにあわせて、気象衛星観測あるいは高層気象観測等の他の観測データをあわせまして、これをコンピューターに入力し、数値予報技術を用いることで、水蒸気の鉛直分布を含む大気の状態を一定の精度で推定することが可能でございます。
このため、このデータだけでは水蒸気の鉛直分布を知ることはできませんが、このデータにあわせて、気象衛星観測あるいは高層気象観測等の他の観測データをあわせまして、これをコンピューターに入力し、数値予報技術を用いることで、水蒸気の鉛直分布を含む大気の状態を一定の精度で推定することが可能でございます。
それによりますと、「鉛−210法により堆積速度測定を行った東京湾央部における柱状試料について元素分析を行い、その鉛直分布を第九図に示した。亜鉛、クロム、銅、鉛、モリブデン、カドミウム、水銀等の微量重金属元素の含量は、六十〜七十センチメートルの深さより徐々に増え、四十センチメートルの深さより急増し、十五〜二〇センチメートルの深さで極大となっている。
調査の内容を簡単に、簡潔に申し上げますと、プランクトンにつきましては、その鉛直分布は表層から水深五百メートルぐらいの間は全体の大体六五から八四%、大部分がその水深の間に存在する。それから深いところにいきますに従いまして漸減いたしまして、五千メートル以深では全体の〇・一%以下ということになっております。
その内容を申し上げますと、一つは、気流の鉛直分布の観測、二番目は、上空での風向き、風速、大気汚染物質等の測定及び雲水といいますか、雲を構成しております水の成分の分析等が二番目でございます。それから三番目といたしましては、東京タワーを利用いたしまして、二百二十五メートルの高度での汚染物質それから雲の水、粉じん中の成分分析等の分析を行います。
さっき環境庁の課長がおっしゃたように、鉛直分布についての観測を強化してほしいという要望が、これは地方自治体にもあるわけですが、どこにそれができない隘路があるのか。率直に予算なのか、技術なのか。これが開発されていきますと、かなり大気汚染に対する予報の精度はもちろんのことでありますが、そういう役割りを果たせると思うのですが、その点について見解を承っておきたいと思います。