1978-04-20 第84回国会 参議院 商工委員会 第9号
それから先ほど触れましたように、たとえば四十九年度二千百六十九万トンという鉄鋼量の実績がございますが、これは設備を使いまして、たとえば残業でございますとか、こういったことによりまして達成した数字でございます。かつ工事時間の少ないタンカーの量が七五%と、こういったことででき上がっている生産量でございます。
それから先ほど触れましたように、たとえば四十九年度二千百六十九万トンという鉄鋼量の実績がございますが、これは設備を使いまして、たとえば残業でございますとか、こういったことによりまして達成した数字でございます。かつ工事時間の少ないタンカーの量が七五%と、こういったことででき上がっている生産量でございます。
次に農機具の問題でありますが、これが製造に必要なところの鉄鋼を例にとつてみますと、現在農業生産に使用いたしておりますところの各機具について、その維持年限から計算した年々更新を要する農機具の所要鉄鋼量は、最低に見積りまして年間三万三千トンであるのであります。
本年度における各部門の要求する鉄鋼の総量は、普通鋼鋼材百九十六万八千トン、鑄物用銑鉄五十五万三千トン、銑鋼二次製品三十万四千トン、合計二百八十二万五千トンでありまして、目下最も緊要なる戰災復興用、補修復旧用並びに進駐軍用をしばらくわく外に置くといたしましても、將來安定期における最低限民生安定維持産業に必要とする鉄鋼量は、一箇年三百万トンであつて、この数字は今や國民の常識となつております。