1994-06-07 第129回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
○入澤政府委員 農業は国家の米と言われる鉄鋼産業と似たところがございまして、素材産業的な分野はかなり競争力をなくしたりなんかして追い込まれていますが、鉄鋼産業でもそれぞれの大メーカーは付加価値を高める工夫をいたしまして、全体として日本の鉄鋼産業界を世界に冠たるものにしている。こういう他産業の例も学ぶべきではないかと私は思うのです。
○入澤政府委員 農業は国家の米と言われる鉄鋼産業と似たところがございまして、素材産業的な分野はかなり競争力をなくしたりなんかして追い込まれていますが、鉄鋼産業でもそれぞれの大メーカーは付加価値を高める工夫をいたしまして、全体として日本の鉄鋼産業界を世界に冠たるものにしている。こういう他産業の例も学ぶべきではないかと私は思うのです。
この法律はまだ施行はされておりませんけれども、少なくとも事業者については、やはりこのリサイクルのための協力義務があるということが明記されているわけでありますから、これらについて考えられますことは、高炉メーカーなり電炉メーカーなり鉄鋼産業界がリサイクル社会をつくっていく、そういう観点に立って、資源や環境という観点に立って自治体に対して協力をしていく、これが本筋だろうというふうに思うわけであります。
これは、鉄鋼産業界は大幅な赤字に苦しんでいますから、実際に廃止した設備であってもこれ以上赤字を出すわけにいかない苦しい経営状態の中で、帳簿上では除却するということがなかなかできないのですね。こういう状態で存在しておるのに固定資産税を取るというのは大変酷だと思うのです。こういう厳しい状況下にある産業の償却資産などについては十分配慮するように要望いたしたいと思います。
○高野一夫君 これは、私は水津さんにお願いしたいのでありますが、他日の機会でけっこうでありますけれども、あなたの方でお調べになって、そうして、たとえば、私の申し上げるのは、その残業、早出の時間の長短ということだけでなくして、特に鉄鋼産業界においてのいわゆる単価ですね、報酬の単価、あるいは残業の手当単価、あるいは、基準法は別といたしまして、他の産業に比べてどういうふうに特別の考慮を各会社が払っているかどうか