1983-03-25 第98回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
昭和二十年、日本が敗戦したとき、私は偶然長崎惣之助鉄道長官、この人の調査官に任命されたのです。ごあいさつに参りましたら、この人は秋田県出身で、御承知のとおりずうずう弁でした。この方が、当時各役所が進駐軍と折衝に行く。そうすると、日本の機構がほとんどがたがたになっているし、それから負けたというふうなことで、アメリカは、日本は役人がサボタージュしている、こう思って、何を説明しても理解しない。
昭和二十年、日本が敗戦したとき、私は偶然長崎惣之助鉄道長官、この人の調査官に任命されたのです。ごあいさつに参りましたら、この人は秋田県出身で、御承知のとおりずうずう弁でした。この方が、当時各役所が進駐軍と折衝に行く。そうすると、日本の機構がほとんどがたがたになっているし、それから負けたというふうなことで、アメリカは、日本は役人がサボタージュしている、こう思って、何を説明しても理解しない。
それから尚こういう状態を是正するのにはどうしたら一番いいかというお尋ねでございますが、私はこの点は鉄道長官と全然同意見でございまして、運賃を調整する以外には途がないと、かように考えております。
三本建てに仕事が分れておる、この各々について締括りを考えて行くべきだという考えの下に、海運についてはこれを纒めて行く、今度総局を置くということは組織法でできないことになりましたので、これを纒めて行く次官の補佐、次官補といいますか、海運長官といいますか、こういうものを置いて海運を運営して行く、更に自動車の関係につきましては、自動車長官というものを置いて自動車の関係を纒めて行く、それから鉄道の関係は、鉄道長官
政府に対する要求事項について、実は運輸大臣を呼んでよくその所信を質すという筈でありましたが、先程の本委員会において大体要求事項を全委員の同意によつて、直接責任に当る下山次官なり、加賀山鉄道長官の所見を質したいとおもうのでありますが、政府に対する要求事項といたしまして、「政府は、日本國有鉄道の公共企業体としての自主的且つ能率的な運営を図らしめるため、特に左の諸点を考慮することを要求する。
○岡田國務大臣 実質的の数字については、あとから鉄道長官から御説明申し上げますが、國鉄の代表のある者が二〇%旅客運賃は今でももうかつておるというようなことを言われたそうですけれども、そういうようなことは決してございません。これは当を得た、眞相をつかんだ責任ある言明とは私は考えません。何らかの誤解がよく行われるものでございまして、その種のものではないかと考えております。