1981-04-07 第94回国会 参議院 運輸委員会 第3号
いまの自衛隊の特科部隊に鉄道部隊をつくりたいという点は、私が勤労の委員長の当時に一回、書記長をやっておったときに一回、そういうことを非公式に申し入れがあったと。
いまの自衛隊の特科部隊に鉄道部隊をつくりたいという点は、私が勤労の委員長の当時に一回、書記長をやっておったときに一回、そういうことを非公式に申し入れがあったと。
○楯委員 それではいま一つだけで終わりますが、自衛隊の機構改革によって、鉄道部隊を自衛隊の中に作る、こういうような話を聞いております。この前も運輸委員会でこれを論議したわけでありますが、どうも昔のように外地へ出て行くわけではありませんから、国内における鉄道部隊の建設ということになりますると、やはり目的は最終的には労働組合運動の弾圧という方面に向かってくるのではないか。
だから防衛庁が考えておられるような場面を想定をして、鉄道部隊といいまするか、鉄道の業務を教習をさせるにしては、あまりにもこれは申しわけ的ではないか、あまりにも小さくはないか。だから、あなたの構想に立てば、少なくとも何百名、何千名の部隊がなければ、その目的を達しないと思うのです。これは国鉄の方へ質問するまでもないと思うのです。
従って鉄道部隊等については今までのところ考えていなかったのでございます。全般的に国有鉄道その他の国内にあります運輸機関に依存をするという態勢でございました。
○国務大臣(楢橋渡君) 今お話しになりました鉄道部隊を作ることについて運輸大臣が了承を与えた。そんなことは全然ありません。私はこの間聞いて知らなかったくらいですから、実を言いますと。
しかも何か朝日新聞の伝えるところによりますと千葉に鉄道部隊を作るんだと。なおこれを運輸大臣が了承されたというようなことが発表されておるわけなんですか、そういうことになりますと、私はなお一そうの関心をここに持たざるを得ない。
しかし、鉄道部隊というものは持っていない、現在のは。それについては十分今後検討して、そういった面にも訓練をいたしたいという考えを持っておる、こう申し上げたわけでございます。 〔松岡平市君発言の許可を求む〕
内心このことを自覚しつつ、混成団を名古屋に置き、電源地帯の防衛に当らせる、あるいは鉄道部隊の設置を計画するがごときは、まさに労働運動や民主運動の弾圧のためのものとしか思い得ないのであります。(拍手)この際、総理は、はっきりと、自衛隊は国民に向けられている、こう言明をせらるべきでありましょう。