1949-09-13 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第29号
次に、以前に海陸運賃調整に関する決議案の中へ織り込みまして、運賃のアンバランスを調整するまでは、鉄道用炭の競爭入札制は廃止すべきものである。一方、運営会あたりのように補助をもらつております、いわゆる政策運賃と、採算運賃とで競爭させられるということは、採算運賃の方が非常に苦しい。
次に、以前に海陸運賃調整に関する決議案の中へ織り込みまして、運賃のアンバランスを調整するまでは、鉄道用炭の競爭入札制は廃止すべきものである。一方、運営会あたりのように補助をもらつております、いわゆる政策運賃と、採算運賃とで競爭させられるということは、採算運賃の方が非常に苦しい。
そのうち八、九万トンが朝鮮の鉄道用炭として出されておりますが、残りがホンコン、フイリピンに出されております。 次に輸出用炭の内容はすべて燃料炭、たき料炭でありまして、一般炭の六千カロリー内外のものが、内外と申しますよりも六千ないし六千二、三回程度のものが主として参つております。積み出すものは主として九州の生産炭であります。
それからなお本年度の第一・四半期におきます鉄道用炭の供給計画といたしましては、大体カロリーは五千七百十カロリー、塊炭の割合は二六・八%、粉炭の割合は六三・二%、かような計画をいたしておる次第であります。
ただ鉄道用炭の船川方面、伏木方面が若干きゆうくつになつておるようであります。これらに対しましては運輸省といたしまして、一部陸送によりまするとともに、また機帆船輸送に振替えまして、事態の切拔けに努めておる次第であります。なお今後の見通しといたしましては、このストライキが一週間以上も継続するようなことになりますると、大多数の船が港湾にくぎづけになりまして、その影響が相当大きくなるのではないか。
又鉄道用炭の炭質を向上すべきではないかとの質疑に対しまして、現在平均五千四百カロリー程度のものを使用することになつておりますが、七月以降これを五千六百五十カロリー程度に引上げて、消費量約六%、四十万トンを減少と、十二億九千万円を節約するよう現に檢討中であるとの答弁がありました。
幸に最近は鉄道用炭も逐次品質が向上して、五千四百カロリーに上り、更に七月以降は平均五千六百五十カロリーにまで引上げる計画をしている。下半期には生産も増加するであろうし、特に北海道の成績が上がれば鉄道用炭も品質の向上を図ることができるという意見であつた。委員会におきましては尚政府を鞭撻督励する意味におきまして、鉄道用炭品質改善に関する決議をいたして、これを政府に要求したのであります。
そこで非常にこれは重要な問題でございますので、それぞれ專門家が深い経驗によりまして今日の石炭増強を嚴密に檢討を加えまして、今年といたしましては、鉄道用炭には工手四百カロリー以上のものを望んでも、若し山元なり配炭公團なりが契約いたしたとしましても、それを正確に受渡しがされない、さような不確実な下において数量を予定して置くこと、或いは予算を組むということができない。
ただいま仰せになりましたのは、石炭補給金を出して、鉄道用炭に特別の割引をいたしたならば、運賃面において下るという御議論であります。まさに御議論、計算といたしましてはそうでございます。しかし石炭の價格差補給金なるものは、一般國民から租税等で納入せられました、いわゆる一般國民の負担でございます。
それからもう一つは、例えば尼ケ崎で、來る石炭を、鉄道用炭をやはり陸上からずつと持つて來て、又積下ろして貯炭するということがあるらいしのですが、そういうものを海陸の運輸ルートを十二分に檢討して、船で持つて行けるものは成るたけ船を利用するというようなことに対して、一体どういう方策をお考えになつておるか。或いは計画をお立てになつておられるか。そういうようなことを、私具体的にお伺いしたいと思うのです。
また亞炭の面におきましても三千カロリー以下を統制より外した、そういう考え方は石炭の点においてもある程度考えなければならぬと思うのでございまして、その点は十分に留意しておるのでございますが、ただいまの鉄道用炭のごときも、北海道、九州地方に対しては、相当程度の炭をば賄うことができますが、それが本州の常磐等になりますと、それが落ちるということになつて、非常に遺憾に存じております。
をいたしておりますのを、百六十万トン程度まで高めようということで協力を求めておりますが、北見管理部等において目下提訴中のために夜間運行列車の十分な利用が困難であるというような事情もございますし、又全体としてコークス、銑鉄、酸素、カーバイド等の毎日毎日必要とするランニングな資材が不足なために急速に輸送力を増強するということは困難でございます、のみならず冬を控えまして北海道の煖房炭並びに電力の不足等の影響から來月以降の鉄道用炭
そして、現在石炭は月産二百万トン内外を生産し、亞炭は二十万トン内外を生産し、これが配炭計画につきましては、石炭二百万トンのうち百万トンは、鉄道用炭及び製鉄、ガス用炭の方面に使われまして、残りの半分百万トンは、他のいわゆる一般工業部門に割当られているのであります。しこうして亞炭は、この石炭の不足によりますところの軽工業ないし他の産業や、暖厨房用炭として消費されているのであります。