1972-10-31 第70回国会 参議院 本会議 第3号
現在、わが国の通信情報網というものは、道路網やら鉄道、新幹線網に比較をいたしまするならば一番進んでおります。しかし、その進んでおりまする通信情報網でありましても、電話は、御承知のとおりに、申し込んでもつけてもらえないものが二百二十万個に達し、そのほかに、申し込みを待っているものも数多くあると言われているのであります。
現在、わが国の通信情報網というものは、道路網やら鉄道、新幹線網に比較をいたしまするならば一番進んでおります。しかし、その進んでおりまする通信情報網でありましても、電話は、御承知のとおりに、申し込んでもつけてもらえないものが二百二十万個に達し、そのほかに、申し込みを待っているものも数多くあると言われているのであります。
したがって、昭和四十六年度には、この鉄道新幹線網に沿うた大規模な予算を組むだけの実際上の計画はむずかしいと思います。ただ、関連して考えられますことは、たとえば、いまつくっておりまする青函トンネルというものが在来線でやっております。これを新幹線の中へ入れるべきかどうかという問題は一つあります。
北海道、東北の開発は、これは非常に重要な国策でございまするので、これまた新全総において、それぞれの一つの構想を持っておるのでございますが、東北には御指摘のように鉄道、新幹線網を、すでにもうほとんど着工しなければならないう段階まで事態が煮詰まっておりますし、道路につきましては、これはすでに一部着工しておる。
将来、この国会にもいまかかっておりますけれども、新幹線網というものが、鉄道新幹線網が将来、ある程度の期間を要しましょうけれども、これがひとつ決定を見るということになり、かつまた自動車道路、これはすでに議員提案で決定をされて、実際の実行に移っておるわけであります。そこでこれは人間の輸送体系から見て、この自動車と新幹線というものが二つの大きな柱になりはしないか。
○根本国務大臣 御承知のように、鉄道新幹線網は、どの路線路線というものが一応概定されたようでございますが、これとはわれわれのほうとしては、実は内々にあわせて見ていることがございます。したがいまして、いわゆる鉄道新幹線と、いわゆる建設省が計画する、もとは五道といいましたが、このごろは七道といわれますこれとの関係は、競合するために非常に投資のむだになるということは、現在のところはないと考えております。
これと鉄道新幹線網との関係は、現在のところ、実は御指摘のように、鉄道新幹線網については具体的にどこどこの路線というような案が一応あったようでありますが、これは閣議決定いたしておりません。
特に今度のいわゆる全国鉄道新幹線網、これにつきましては九千キロというようなとても長い距離が一応今度の議員立法として提出される予定でございますが、これはこの前の鉄道敷設法の別表、これ自体が大正年間にやったものである、そしてまだそれの全部の鉄道が敷けておらないというような時点でもございますので、もちろんこの新幹線網自体にいたしましても、そのいわゆる必要必要に応じてこれに対処していく、そのようなぐあいにやっていきたいと
それをずっと転向させるために、いわゆる鉄道新幹線網、道路新幹線網、あるいはまた、日本の大企業はむしろ瀬戸内海から鹿児島湾の系統、あるいは四国のいま非常に過疎化している高知なんとか、あるいは陸奥湾までいま登場しているのはこれに対する一つの反省であり、ある意味における未来社会に対するところの日本人の一つのビジョンを大きく示したものだ、そういうものをもう少し評価していいじゃないかというふうに考えるのでございます
それが将来、鉄道新幹線網の場合に、それらとのつながりを考えるかどうかは先の問題であって、もしやるとするならば、私はやらなければ間に合わないだろう。そうなれば、これは切り離して、そこで一つの敷設命令を出す。
この場合、これだけの政府投資をいかに効率的に行なうかが大きな課題となるが、合理的な投資態度を確立することができれば、少なくとも二十年後には、高速道路網や鉄道新幹線網が全国をおおい、現在考えられている大規模な水系開発や港湾の整備が実現され、また、市街地の全域に下水道が布設され、公園が配置されるなど生活環境は大幅に改善されよう。